2010年9月27日月曜日

シーズン開始を祝う、カル・パフォーマンス・デイ

秋の訪れとともに、アメリカ中で演奏会シーズンが始まるんですが、今年初めて、カル・パフォーマンス・デイ(Cal Performance Day)が設けられたので、日曜日(25日)に、バークレーへ。

不景気で客層が減るのを心配したカル・パフォーマンス(注参照)が、先手を打って、オムニバス式一日無料コンサートを開催。客層を広げようという試みと読みました。

午前中の目玉は、クロノス・カルテット(Kronos Quartet)。バークレーで、時々、コンサートを開くのですが、いつも売り切れ、今回初めて聞きました。



バイオリニストとか、セロ演奏者という感じじゃなくて、楽器を奏でる職人さんという感じ。英語で、アルティザン(artisan)というんですが、ぴったり。技と音に感動。

オープニングは、多分、フィリップ・グラスの曲。よかったです。この曲じゃないかと思いますが、もっと音質がよく(生なのであたりまえかな)、劇的。

この曲も演奏したと思います。このビデオは2008年となってますが、クロノスの面影を忠実に伝えてます。

無料コンサートなのでプログラムはなく、何を演奏したのか思い出せないのが残念ですが、クロノスのCDをうんと聞いてみるつもり。

注:「カル・パフォーマンス」とは、カリフォルニア大学バークレー校の、ゼルバック・ホール(Zellerbach Hall)を中心に行われる演奏会の総称で、有料と無料のがあるんですが、一般公開されてます。

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