2011年12月13日火曜日

ハッピー ホリディ シーズン!!

皆様、いつも訪問していただいて、また、メールをくださったり、本当にどうもありがとうございます。

私は明日、日本へ行くので、これが今年最後のサンフランシスコ発。皆様にとって、今年のクリスマスが素晴らしいものになるよう、心からお祈りいたします。

オペラハウスのロビーのクリスマスツリー。
今、バレエ「くるみ割り人形」が上演されてます。

2011年12月7日水曜日

SFMOMA のフランセスカ・ウッドマン写真展

フランセスカ・ウッドマン(Francesca Woodman)写真展。

久しぶりに、写真を撮ったその時の作者と、心の会話をかわしながら見た写真展でした。

フランセスカが抱えていた「女」という問題、どうしたら解決の糸口が見つかるのか探る楽しみとか、謎の深さにくたびれたりとか、彼女とほぼ同時代に自問、他問したからでしょう。

「自問する」と「他問する」っていうのを形にすると、こういうふうになるという展覧会。

2010年代に、体力と知的吸収力の頂点(注:思考力ではありまセン)を迎えている女性やその他の人たちとは、ちょっと違った「女という『問題』」だったと思います。彼女の、ひるむことない問題の追求の仕方の力強さ、わからないことをわからないこととして提示し続ける正直さ、強く訴えるところがあるんでしょう。サンフランシスコの写真展にしては、珍しく混んでました。

写真の対象は、22才で命を断った芸術家、彼女自身。最後の方に展示してあった腕の写真の、肩から腕を経て指までの形、他の腕の指で押した二の腕のへこみの造形が面白く、光り輝く作品でした。

自分の女性というボディを媒介に、自由自在に変わる「形」の美しさと面白さ、そして女という「形」に、執拗についてまわる「意味」の不思議さと理不尽さにこだわりながら、生き急いだ生涯だったと思います。


フランセスカの写真が見られるウェブページをリンクしておきます。ここに出ているのは、最後の一つを除いて、全部、出展されてました。

この写真展は強くお薦めです。

SFMOMAのページをリンクしておきます。

2011年12月5日月曜日

サンフランシスコ・ベイ・エリアのいちじく

裏のガレージのそばに、高さ3メートルぐらいのイチジクの木があるんですが、今年はイチジクの成り年。手の届かないところにわんさか、成ってます。

サンフランシスコ・ベイ・エリアで見かけるイチジクって、東京に生えてるのとちょっとちがいます。

大きい実は高さ5〜6センチ、直径は4センチはゆうにあります。
だいたいは3センチぐらいのこぶりの実。肥料もやったことがなくて、放っておいてるせいかもしれません。
お店で売ってるイチジクはほとんど緑。紫のも、秋が深まると短期間売ってますが、品種が違うかんじ。


ご興味のある方のために、高解像度の写真をアップロードしておきます。クリックすると大きくしてじっくり観察できます。