2009年8月31日月曜日

凄腕、ディビット ギャレット

テレビから撮った写真なんで、ぼやけててすいませんが、ディビット ギャレット(David Garrett)のコンサートをテレビで見ました。技術的にもすごいと思うんですが、さらにスタミナとエネルギーがあり、「すげぇー」というのがぴったり。

子供の頃からドイツでは知られた天才バイオリニストらしいですが、クラッシック一本、しかも家庭内教育を受けていた彼は、公立の学校に入る14才頃まで、ロックとかポップというのがあるのを知らなかったそうです。

その後ニューヨークのジュリアード音楽学院に留学。ロックとの衝撃の出会いから、ロックとのフュージョンという冒険の道を、クラシック界からキックアウトされるのを覚悟で進み、今日に至る。

「マイケル・ジャクソンのスムーズ クリミナルと、モーツアルトのトルコ行進曲はよく似てるところがある」そうです。

ディビット ギャレット(David Garrett)のホームページをリンクしておきます。サイトの右にメディアプレイヤー(Media Player)があるので、それをクリックすると、サンプルがいくつか聞けます。

クラッシック演奏はもちろん、編曲、作曲もする彼は、現在、28才。若さと力で弾ききっている感じ、それとちょっと「臭い」ところがありますが、将来が楽しみなバイオリニストです。さらなる成功を祈りつつ...

もう一つ、マイケル・ジャクソンを追悼して、CNNで放映されたビデオのリンクをつけておきます。

2009年8月22日土曜日

カナダガンが一休み


先週の月曜日(8月16日)に会社へ行ったら、大人の太い中指ぐらいの大きさのフンが、そこら中に!
入り口のあたりは特に念入りにばらまかれてるじゃないですか。

「なんじゃ、なんじゃ?」
「靴の裏がよごれちゃうよ。」
「誰かのいたずらに違いない!」

ほうきとちり取りでフンを拾って歩く、お掃除のおばさんは、「朝っぱらから忙しくなって困っちゃう」と、不機嫌。

犯人は、総勢8羽の子供と大人のカナダガン(Canadian Geese)でした。

カナダガンは結構大きい渡り鳥で、人をあまり怖がりません。

カナダに帰る途中なんでしょうが、トットットットと駐車場を横切ったり、会社の公式玄関に出現したり、かなり神出鬼没。

25年勤務しているジムによると、会社に「滞在」したのは初めてだそうですが、いつもは9月に入ってから見る鳥との感想。

明日は月曜日ですが、会社に行ったら、まだいるかもしれません。

8月24日: 驚いたことに、まだいました。

もうちょっときれいな車の前だとちーっとよかったんですけど...
子供ガンと大人ガンのサイズの違いがよくわかります。

9月3日:姿も見ないし、フンの状況から、多分、出立したんだと思います。 

2009年8月19日水曜日

サンフランシスコのハリウッドというか...

サンフランシスコのダウンタウンの中心、ユニオン・スクウェアから、ゲーリー街(Geary Street)に沿ってセントフランシス・ホテルの側に2ブロック行くと、劇場街に入ります。右側に「A.C.T」の垂れ幕の下がったゲーリー劇場、その隣は、 Curran Theater。どちらも美しい建物です。

A.C.T は、日本で言うと、芸術座みないなもの、正統派の劇を、カレン劇場は、「オペラ座の怪人」などの、ボロードウェイ・ミュージカルを出し物にしてる、どちらも、有名な劇場です。

この二つの劇場の、ゲーリー街をはさんで向かいにあるのが、ホテル・ディバ(Hotel Diva)で、両方の劇場に出演している俳優が泊まるので有名です。ロビーの前の歩道には、ハリウッドのチャイナ劇場のように、有名な俳優さんの手形やサインの入ったコンクリートが、うちこんであります。

注意:劇場の前には「安くで売るから」とか言って、偽物の入場券を売る人がうろうろしてるので、気をつけてください。

割安入場券は、ユニオン・スクウェア公園内の、ゲーリー街とパウエル通りの交差点に近い角のところに、ちゃんと正式に売るお店あります。当日券だけ扱ってますが、マチネーならば、特に格安で購入できます。

2009年8月2日日曜日

爆笑!「ハロルドーとクーマーのグアンタナモ・ベイ逃亡記」


「グアンタナモ・ベイ」とは、ブッシュ政権が、アルケイダの疑いのある人を収容した、有名な収容所の名。アメリカ国内に収容すると米法が適応されてしまうので、それを避けるため、キューバのグアンタナモ湾に設立されました。

「グアンタナモ・ベイ」と聞くと、アメリカ在住民は、「基本的人権」はまずゼロ、ほとんどの容疑者は中東系で、「拷問」を含めてひどい扱いを受けている恐ろしい所、逃亡どころか、生きて出てゆくのも難しい所と連想します。

というわけで、まず映画のタイトルから笑ってしまいます。

主人公は、医学部に進学の決まってる、だらしないクーマーと、きちんとした性格のハロルドで、同じアパートをシェアして暮らす米国人学生。その二人が、アムステルダムに向かう飛行機内で、クーマーのばかげた行動から「テロリスト」と間違われ、アメリカへ送還されてしまいます。

見てくれ(顔の特徴とスキンカラー)が、もろにインド・中東系のクーマー。ハロルドが韓国系なのを知った担当の白人刑事は、「ハハーン、アルケイダと北朝鮮が結託してるな」と、二人をただちにグアンタナモ・ペイへ投獄。そこで「恐ろしい目」にあった二人が、収容所を逃亡して、アメリカ本土に上陸と、話は展開してゆきます。

白人じゃないアメリカ人に対する偏見と差別を12分にうまく使ったコメディ、偏見を「武器」に使ったり、使われたりで、前半は笑いがとまりませんでした。こんなにギャー、ギャー笑った映画は、まじで、他にはありません。

英語が早いので、聞き取りはちょっと難しいかもしれませんが、英語サブタイトルの結構わかる人のために、英語での情報と、映画のトレイラー(長い宣伝が入っていたらその後です)をリンクしておきます。なおトレイラーの右側に、トレイラーの後半部があるので見るのをお忘れなく!

タイトル:Harold & Kumar Escape from Guantanamo Bay (2008)
ディレクター:Jon Hurwitz、Hayden Schlossberg

ただし、私が超お薦めのこの映画は、家族向きでも、デート中のカップル向きでもないので、ご注意!