tag:blogger.com,1999:blog-91831869911538342152024-03-06T14:39:42.066+09:00ZZZバーナル・ハイツのファーマーズ・マーケットのきらきら光る野菜たちピリットhttp://www.blogger.com/profile/01794715786724699831noreply@blogger.comBlogger235125tag:blogger.com,1999:blog-9183186991153834215.post-66963760552933713502017-06-12T10:38:00.000+09:002017-07-12T23:26:21.629+09:002017年ボリショイの「白鳥の湖」今回初めて思ったわけじゃないけど、東京文化会館だとバレエは見難いね。2Fドア1だったんだけど、首を横にして見るっていうのが不自然。<br><br>
マリンスキーのとはちょっと違う、ボリショイの「白鳥の湖」を実際に劇場で観るのは初めて。今回のはボリショイでも新バージョンの「白鳥の湖」。<br><br>
以前、マリンスキーで踊ってたユリア・ステパノワ(Yulia Stepanova)と、私は全く知らなかったアルテム・オフチャレンコ(Artem Ovharrenko)がオデッタ/オディールとジークフリードをやったんですが、軽く「しまった!」感がしました。<br><br>
ユリアのオデッタはピシッと決まるところは決まり、顔の表情はドラマチック、腕の筋肉や手首の美しい動きがよかったんですけど、王子様の方はまだまだ見習い中という感じ。ストーリーの出だしの部分の、ジークフリードの誕生日パーティでは、こういう点はむしろフォーマル感として表現されてよいんですけど、恋に落ちた後からの演技力がまだまだで(ロシアのバレエとしてはの意)、せっかくユリアが表情でドラマを盛り上げようとしても、二人が感情的に寄り添わない感じでした。王子様があるレベルに達してないと、話が盛り上がらないんだねっということを、今回、強く感じました。<br><br>
新制作では、悪い魔法使いのロットバルトが王子を思い通りに操るからみが、ストーリーに新たに付け加えられた大きな見せ場になってます。新振り付けは好きですが、王子様に演技力がある程度ないと、本人以外の何者かにコントロールされてしまう怪しさと悲劇性が盛り上がっていきません。またロットバルト役のダンサーに場面全体を引っ張るだけの強い牽引力があれば乗り越えられるのかも知れませんが、そういうのが中途半端で最終場面を迎えるた感じで、「えっ、今のが最後の場面?」と、拍子抜けしてしまう振り付けです。なので「感動」してカーテンが下がるのを見守ったというより、唐突感を感じました。<br><br>
第二幕では、ユリアの、白鳥オデッタからガラリと変身した黒鳥オディールをみたい私としては、まだもうちょっとという感じでした。オディールに出会ってオデッタのことを忘れてしまう王子様も、違った感じを見せて欲しいんですけど、一幕と対して変わらない王子様でした。でもグランド・パド・トゥーでの後ろに足を伸ばしてのジャンプは足が高くまっすぐに伸びて美しかったし、ジャンプの姿勢も綺麗。第一幕の最後の王子様と二人の女性と踊る場面では、王子のルーティーンの踊りがかなり端折られてました。まだ筋力がないのかもね。<br><br>
音楽はバイオリンの独奏部分とかはよかったんですけど、全体的になんとなく迫力がなかったです。会場が大きすぎるせいなのかも。会場が半分くらいのバークレーのゼラバックで見てたので、カーテンコールでパフォーマーご本人のちょっとはにかみが感じられるほどの近さでした。そういうところで首を前に向けて見たいね。今度、池袋で新しい劇場を作るようだけど、バレエが見やすいデザインにして欲しい。<br><br>
スベトラーナ・ザハロワとデニス・ロドキンのが見られなくて残念でした。ボリショイで数年前に起きた硝酸バラまき事件以降、たくさんのバレーダンサーがいなくなってしまったようだけど、あの事件の影響がやっぱり色濃く後を引いているのを感じます。
ピリットhttp://www.blogger.com/profile/01794715786724699831noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-9183186991153834215.post-76996113861401389742016-12-30T16:27:00.000+09:002017-01-01T14:35:57.979+09:00ヨーロッパ貴族って贅沢?ドラマなんかでヨーロッパ貴族の生活を見ると、朝は「朝食の間」でごはんを食べる。その後ピンクで統一されたファミリールームへ移り、家族のメンバーが部屋のあちこちに置いてある素敵な椅子やソファに座って本を読んだり、窓際で刺繍したり、おしゃべりをしたりするじゃないですか。NHKの「ダウントン・アビー」なんか見ててもそういう感じ。<br><br>
「昼食の間」での食事後は薄緑が基調の居間に移って、また思い思いのことに時間を費やしてて、貴族って贅沢だなーと思ってましたが、最近、ひらめきました。「そうじゃない!彼らはノーマッドのように太陽を追って生活してたんだ」って!<br><br>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi5Ahu8s-J-xsLlWhy4PGMOS4Gpc444P-2pXNcPWCM5ruI4wxC8IuK7kzlVtdwLBqlYWCLwl9Ij-Y96J4KyaDZAJFrqCiFKEtVhWf2GO9KHbEIjxgzqsMD25_t-ZEiIrhFtSfdZ6eLtVEDa/s1600/%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588+2016-12-30+4.28.52+PM.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi5Ahu8s-J-xsLlWhy4PGMOS4Gpc444P-2pXNcPWCM5ruI4wxC8IuK7kzlVtdwLBqlYWCLwl9Ij-Y96J4KyaDZAJFrqCiFKEtVhWf2GO9KHbEIjxgzqsMD25_t-ZEiIrhFtSfdZ6eLtVEDa/s400/%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588+2016-12-30+4.28.52+PM.png" width="400" height="298" /></a></div>
数十の部屋がある大きなお城はガスや電気があるわけではない、ましてやセントラルヒーティングなんかないので、冬なんかものすごく寒いに違いない。薪暖房も部屋を暖めるには効率が悪そうなので、一番頼りになったのが太陽光に違いありません。だから1日のうち太陽が一番よく当たる部屋が朝のファミリールームとなり、昼の光が一番入る部屋が午後のファミリールームとなったに違いない。「朝食の間」や「昼食の間」もそんな理由で別々になったんじゃないでしょうか。<br><br>
20世紀後半に入ると、お城は維持するのにお金がかかりすぎるので売却したり、お城はあっても敷地内に今風の家を建てて、普通のお家に住んでたりしてるじゃないですか。<br><br>
こんな閃きがあったのは、光熱費代を削るにはどうしたら良いかを私なりに考えたため。<br><br>
二階は夏は暑くてとっても居れませんが、冬は太陽の日を燦々と浴びてポカポカ。板の間がほとんどの一階は夏は涼しいんですけど冬は寒〜くてブルブル。床や壁等を暖めるだけでも時間と費用がかかります。そこでこの問題を解決するために、冬は二階中心の生活をすることを思いつきました。つまり、太陽を追う生活に変えたんです。全身に暖かい日の光を浴び、つい知らぬ間にウトウトしてしまう午後3時... 最高です。<br><br>
来月の光熱費代が楽しみです。<br><br>
PS: 「ダウントン・アビー」はサンフランシスコで見てたんですけど、日本では日本語に吹き替えられてるようなので残念!
ピリットhttp://www.blogger.com/profile/01794715786724699831noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-9183186991153834215.post-52099810866072621362016-12-13T00:08:00.002+09:002016-12-13T00:08:49.456+09:00セブンイレブンの鯖の味噌煮英会話の生徒が「セブンイレブンの鯖の味噌煮は美味しい」と言ってたので買ってみたら美味しい。<br><br>
自分で作るよか美味しいので、コンビニフードを見直した。ピリットhttp://www.blogger.com/profile/01794715786724699831noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-9183186991153834215.post-9041449053759067262016-12-05T22:30:00.000+09:002016-12-16T15:55:41.420+09:00印刷博物館の「武士と印刷」展、武者絵 etc「<a href="http://www.printing-museum.org/index.html">武士と印刷</a>」展は来年1月半ばごろまでやってるが、歌川国芳の「武者絵」は漫画ファンなら特にお勧め!<br><br>
国芳殿が現代に生まれてたら、人気漫画作家になってたに違いない。彼の版画はドラマチックで奇抜、一枚ものでもすごいストリー性がある。<br><br>
「もし今の人気漫画作家が江戸時代に生まれてたら、版画作家になってたのかも...」なんて思いながら見ました。<br><br><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEikp1EUnU3WjlEwLE4CphuhM2HA4hUOWVEafMF6np3HplxSW2gaOEqen6bewZGs1o30cZLLPNWYnxmJpwMv84ZPkbokit0Taxu7sb-uV-g-NVdsaaKpmP14YRKTa-4MRml7sYpUX9NepkG9/s1600/%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588+2016-12-06+10.51.21+PM.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEikp1EUnU3WjlEwLE4CphuhM2HA4hUOWVEafMF6np3HplxSW2gaOEqen6bewZGs1o30cZLLPNWYnxmJpwMv84ZPkbokit0Taxu7sb-uV-g-NVdsaaKpmP14YRKTa-4MRml7sYpUX9NepkG9/s400/%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588+2016-12-06+10.51.21+PM.png" width="278" height="400" /></a></div>
もう一つ、すごく驚いたのは、徳川家康は、当時新しいテクノロジーで、韓国から伝わった植字印刷技術を知っていたこと。<br><br>
活字がいっぱい入った箱から一字一字、文字を拾って文章を組み立ててゆく印刷のやり方が植字印刷。<br><br>
すべての武将が印刷というテクノロジーに興味を持っていたわけではない戦国時代、今川義元は植字印刷を積極的に取り入れ、利用していたのがわかってる。そこで人質として過ごした家康は、ここで植字印刷技術に触れてたと考えるのが自然。当時の「植字」は、コンピュータによるデスクトップ出版以前まで使用されていた金属製の植字ではなく、「木彫り」の漢字を一つ一つ拾って木枠内に並べて文章を組んで印刷した、韓国生まれの新技術。<br><br>
家康が豊臣家を滅ぼす決定的な口実となったのは、方広寺の鐘に彫られた「<a href="https://www.google.co.jp/search?q=%E8%B1%8A%E8%87%A3%E3%80%80%E9%90%98%E3%80%80%E5%9B%BD%E5%AE%B6%E5%AE%89%E5%BA%B7%E3%80%80%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8&client=firefox-b&biw=810&bih=470&tbm=isch&imgil=GbctawqmUMlvsM%253A%253BzNtDV-U1P7hUAM%253Bhttp%25253A%25252F%25252Fwww.imgrum.net%25252Ftag%25252F%25252525E8%25252525B1%252525258A%25252525E8%2525252587%25252525A3%25252525E7%25252525A7%2525252580%25252525E9%25252525A0%25252525BC&source=iu&pf=m&fir=GbctawqmUMlvsM%253A%252CzNtDV-U1P7hUAM%252C_&usg=__uBVZczGCDObY05IJJuOCND785U4%3D&ved=0ahUKEwjJrsTTj93QAhWIV7wKHXcgB1QQyjcINA&ei=tWZFWImAB4iv8QX3wJygBQ#imgrc=GbctawqmUMlvsM%3A">国家安康</a>」。家康という名をわざわざ真ん中で切り離すのは不吉といいがかりをつけたというのは有名な話なので私でも知っていたけど、こういう奇抜な言いがかりをどうして思いついたかについては、前から不思議に思っていた。木枠に並べられた木製植字を見て、「アアァッ!、家康は植字テクノロジーを知ってたからこそ、あんな戦略を思いついた!」と納得がいったのです。これ、もしかしていい線いってる洞察じゃない?<br><br>
韓国に派兵していた豊臣家はこの印刷技術に触れてたと思うけど「侵略」が目的だったので、興味の対象から漏れてしまったのかもしれない。いや、もしかして知識はあったかも。だから「国家安康」「君臣豊楽」と、文章を立案した坊主にわざわざ書き入れさせたのかもしれない。<br><br>
この後、漢字植字を使う印刷技術は、絵も文字も同時にデザインできる版画の自在性の前にすたれて行き、大量の新聞を発行する明治時代まで忘れ去られることになるんですが、皆さん、徳川家康と木製植字の展示を見る価値はあります。ピリットhttp://www.blogger.com/profile/01794715786724699831noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-9183186991153834215.post-81552612788204835262016-04-10T15:59:00.000+09:002016-04-10T15:59:21.084+09:00東京豊島区の自然 4月10日、たった今とってきた写真。スミレ2種。もう一種類あったと思うけど、昨日、草むしりでむしちゃったのかも。<br /><br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiKvII4qa4ypaQcykoCnSktNHCA5t6p3zedBVRdjogxGh9ZY7g6VGOe1N5Sb9kC8kxJ2j-VaTDgnGqShQae6ens-HgRM1EM9VXrFQUOyHroC9UwWyyFT0UGwX-OSoIkcnWBxMoOvh3GAiRF/s1600/IMG_7099.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiKvII4qa4ypaQcykoCnSktNHCA5t6p3zedBVRdjogxGh9ZY7g6VGOe1N5Sb9kC8kxJ2j-VaTDgnGqShQae6ens-HgRM1EM9VXrFQUOyHroC9UwWyyFT0UGwX-OSoIkcnWBxMoOvh3GAiRF/s320/IMG_7099.jpg" width="320" /></a></div>
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上は葉の長いスミレ。<br /></div>
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つぎのは葉の丸いスミレ。すぐ後の長い葉は食用ニラ。<br /></div>
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhA_tpTOnVsU_xG2zOofcO4tQxdvx6ll3wPv1XPlYpYEKJss39j0XkN1o2OU0dYL9-1GIk8gR8X-fwucAUfV4L_F16HfF7b5qkZ4pzHMv99Sxi7I7fWZgd3lOjpM-bIJ7AmkCthB1jlR1Uo/s1600/IMG_7100.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhA_tpTOnVsU_xG2zOofcO4tQxdvx6ll3wPv1XPlYpYEKJss39j0XkN1o2OU0dYL9-1GIk8gR8X-fwucAUfV4L_F16HfF7b5qkZ4pzHMv99Sxi7I7fWZgd3lOjpM-bIJ7AmkCthB1jlR1Uo/s320/IMG_7100.jpg" width="320" /></a></div>
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ピリットhttp://www.blogger.com/profile/01794715786724699831noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-9183186991153834215.post-80971176483365310962016-02-29T00:33:00.002+09:002016-04-10T17:44:37.625+09:00湯島天神の梅今日は日曜日、久しぶりによい天気だったので、湯島天神の境内は人でいっぱい。<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhD9i5f2hYf6-eL3_iZc6ecsDnXlEZQoBlmVrr_fEbRUCuhPxsAojuA1FurOK3XlYKu4-8Juevq3eXfSKdNutOchv7DUUOCNRYDIOqXWIKJaZPEFNwI3Geg_rxQ9t2J7YX2QuM1Y4Pyj-Ld/s1600/IMG_6993.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhD9i5f2hYf6-eL3_iZc6ecsDnXlEZQoBlmVrr_fEbRUCuhPxsAojuA1FurOK3XlYKu4-8Juevq3eXfSKdNutOchv7DUUOCNRYDIOqXWIKJaZPEFNwI3Geg_rxQ9t2J7YX2QuM1Y4Pyj-Ld/s320/IMG_6993.jpg" width="320" /></a></div>
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<img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhMdYK_UgzIYkv1q2JJ_O8LCNBhPVVFF6fiJlX3trybVfHUGYYLT7TnsE1Bad_O6TLukmLyH71_5BKah7WL5A_sauu_bUg60-1ZQA6xQ4HZT2bFzoXTWmuqSWMaqolXP7-13ElkrfFfg_rt/s320/IMG_7000.jpg" width="320" /></div>
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しかし残念ながら梅は3部咲き程度。小さい木が多いのでちょっとがっかり。3月5・6日がピークにかも。屋台がたくさん出てたのと、天神様周りの、昭和初期っぽい木造の家が結構あって、それが面白い。
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ピリットhttp://www.blogger.com/profile/01794715786724699831noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-9183186991153834215.post-9702741071040868712015-12-11T01:51:00.000+09:002016-01-07T23:45:06.530+09:002015年マリンスキーの「ロメオとジュリエット」東京文化会館の11月30日のに行ったんですけど、ウラジミール・シクリャーロフ君(<a href="http://www.mariinsky.ru/en/company/ballet/principals/premery/shklyarov/">Vladimir Shklyarov</a>)が11月28日の「愛の伝説」で怪我をして休演、多分、アリーナ・ソーモワ(<a href="http://www.mariinsky.ru/en/company/ballet/principals/baleriny/somova/">Alina Somova</a>)も、そのさいの余波で不調になったのかもしれませんが、以降、ずっと休演。バークレー以来のお二人のダンスを、特にアリーナの成長が見られると思っていたので、すごく残念!<br />
<br />
代役はジュリエットがマリーヤ・シュリンキナ(<a href="http://www.mariinsky.ru/en/company/ballet/second_soloists/dancers3/shirinkina/">Maria Shirinkina</a>)、ロメオがフィリップ・スチューピン(<a href="http://www.mariinsky.ru/en/company/ballet/second_soloists/dancers4/stepin/">Philipp Stepin</a>)。マリーヤ・シュリンキナのことは以前、これからの星として期待されてるような事、聞いた事がありますが、ロメオ役の人は今回が初めて。<br />
<br />
マリーヤのジュリエットはまだ、一生懸命、役作りしてる最中という感じでした。もしアリーナがやっていたら、もっとのびのびと、そして多分違った衣装を着て出て来るのだろうと思いました。マリーヤのはあまりに目立たない衣装でした。全体に、主役としての華やかさというか、オーラが欠けてる感じ。しかし特に難もなく踊ってました。数年したら、マリンスキーで期待される一人になる人だろうと思います。<br />
<br />
なんとなくぱっとしない配役陣中で全体をひっぱり、抜きん出て上手で、マリンスキーを救ったはマキューシオ役をやったアレクサンドル・セルゲーエフ(<a href="http://www.mariinsky.ru/en/company/ballet/first_soloists/dancers2/sergeyev/">Alexander Sergeyev</a>)。ひょうきんでウィットのあるマキューシオを、技術的にも素晴らしく、愉快そうにやってくれて、見てるのが楽しかったです。彼が白鳥の湖の王子役をしたのをみたことがありますが、こういう役の方がピッタリ。彼がジャンプしたとき、もしそのつま先が私のあごにでもぶつかったら、あごの骨は粉々になっちゃうんじゃないかと思うほどのバネ力でした。<br />
<br />
配役としてぴったりと思ったのは、ティボルト役をやったユーリ・スメカロフ(<a href="http://www.mariinsky.ru/en/company/ballet/second_soloists/dancers4/yuri_smekalov/">Yuri Smekalov</a>)。すごく個性的な雰囲気の人で、攻撃的でけんか好き、力にすぐ訴える役にぴったりでした。 <br />
<br />
マリンスキーの「ロメオとジュリエット」を通しで見るのは初めて。バレエとしてのロメオとジュリエットとしては、わりと原作に近いんじゃないのか、そういう意味では古典的と思いました。2人の情熱的な出会いと心の交流を緯糸に、生と死という永遠の大テーマを同じ比重でからませて縦糸にし、ストーリーを展開してるという感じでした。 <br />
<br />
私がよく見た<a href="http://tropicalseaweed.blogspot.jp/2012/03/blog-post_11.html" target="_blank">サンフランシスコ・バレエ</a>の「ロミオとジュリエット」では、出会いの奇跡、2人だけの世界と愛の感動を描く「生きる」がメインテーマで、死という要素には話を展開するのに必要な以上は触れず、もっと現代的なストーリーの展開でした。古典的なマリンスキー版を見て、なぜ「ロメオとジュリエット」は、いろんな人が新たなバージョンを作りたくなるのか、納得しました。<br />
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ジュリエットの居城でのパーティ場面は、家父長(パトリアーク)とその一族男性が、ストラビンスキーの力強く運命的な音楽に合わせて、体の脇につけて真っすぐに延ばした手の掌を威嚇的に開いて出てくるサンフランシスコ・バレエの振付けの方が、いかにも家父長制権力を象徴してるようで、私は好きです。<br />
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ロメオが百合の花を教会の床に並べてジュリエットを迎えるバージンウォークのところは、なんとなく暗い場面が一瞬明るくなるようで、マリンスキーの方の演出がよかったです。ピリットhttp://www.blogger.com/profile/01794715786724699831noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-9183186991153834215.post-41452549399226706762015-08-06T00:18:00.000+09:002015-08-14T23:38:52.818+09:00ボリショイのドンQ by エカテリーナ・クリサノワ本当はスベトラーナ・ザハロワの「白鳥の湖」が見たかったんだけど券すべて売り切れ。そこでツィッター仲間でニューヨークの在住のバレエ狂が見てよかったと言ってたミカエル・ロブーヒン(Mikhail Lobukhin)がエカテリーナ・クリサノワ(Ekaterina Krysanova)と演じたドンQを東京文化会館に2014年12月に見に行きました。(実は、彼は、ABTの方が上手って言ったんですけど...)<br><br>
演奏はビューティフルで心に残り、それだけでも満足できる出来映え、おかげでやはり心のなごむパフォーマンスでした。しかし、エカテリーナ・クリサノワは、何かがまだ欠けてる感じ。もしかして、キトリを踊っていても、終止、エカテリーナだからかも...<br><br>
演出なんですけど、バジルが死んだふりをしながら、キトリの胸を触ったり、キスしたりする最後の場面。あの場面、長過ぎる。昔だったらああいうのは、やればやるほど笑いを誘ったんだろうと思いますけど、今は現代なんですから、二回だけで十分。それ以上は興ざめ。
ピリットhttp://www.blogger.com/profile/01794715786724699831noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-9183186991153834215.post-3017127876422516172015-06-22T00:14:00.002+09:002015-07-06T23:49:22.678+09:00スベトラーナとロバート・ボレのジゼルスベトラーナ・ザハロワ(Svetlana Zakharova)のジゼルを見たのは今年の3月。ユーポートホールで見たんですけど、いまだに思い出してるんで、書いておく事にしました。<BR><BR>
彼女の腕の動かし方(三角筋とか上腕三頭筋とか...:彼女のおかげで筋肉名を知ったんです)、体の向きや静止、動かし方を含めてのコントロールは素晴らしく、それらの動きの連続として優雅さと気品が生じるんです。群を抜いた素質と努力の結果なんでしょうけど...
最初から最後までうっとりでした。<BR><BR>
ただ一カ所、こうすればもっとよくなると私が思う点、ザハロワだからこそちょっと残念に思った点は... 第二幕で、ジゼルのお墓を訪れたアルブレヒト公爵(ロバート・ボレ)がジゼルの幽霊と踊る場面。
ボレがスベトラーナを後からホールドして、ジゼルが空中を飛ぶかのように舞台を右から左へ、左から右へとクロスしてゆくところがあるんですが、そこのところの一瞬の足の動かし方、それがなかった。<BR><BR>
体をつり上げられて行く瞬間、惰性によって足が行き先とはちょっと反対方向へ動く表現をすると、一瞬にして魔法がかかったかのように、舞台がするりと超自然的な事が起こる不思議な世界に変わってしまいます。観客がアッと思わせられてしまう瞬間です。パーフェクトな第二幕ジゼルの世界が実現するかどうかは、このフットワークにかかってると言っても過言ではないと思うんですが...<BR><BR>
ここんとこの足の動きをきちっと表現し、この世の物とは思えないようなフワーッとした動きを常に再現して、観客を不思議な世界に連れて行ってしまうのは、私の知る限りではサンフランシスコ・バレエのマリア・コチェトコワ(Maria Kochetkova)。<BR><BR>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi5JIYjh8rqqRNADjNmxQg94mi30oC5IxsK2c74PD0UaGzqj0mJR1DDB1VGgT5QHti1i6fPtHoWlNTFVIJs7jfIxGxDTgpVa_DyoITU6TXCbwiFXB7J434Ae7KhvQgp7eMG_4qN3WQykaKB/s1600/%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588+2015-06-21+11.33.50+PM.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi5JIYjh8rqqRNADjNmxQg94mi30oC5IxsK2c74PD0UaGzqj0mJR1DDB1VGgT5QHti1i6fPtHoWlNTFVIJs7jfIxGxDTgpVa_DyoITU6TXCbwiFXB7J434Ae7KhvQgp7eMG_4qN3WQykaKB/s320/%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588+2015-06-21+11.33.50+PM.png" /></a></div><BR><BR>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg1z0PBaE11shZJVugJfxC5_k3Ip0rbRDhYmYurQR5TDtxX_E5iuuS461DW8nyS2ftTVjhQ8yenhbzPXeLSGdOiT5kHXRg6HViRu4POlqsegG7ydJDBitVKU0v_2Cl6oI2I3C18jBSQ_nbW/s1600/%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588+2015-06-21+11.33.36+PM.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg1z0PBaE11shZJVugJfxC5_k3Ip0rbRDhYmYurQR5TDtxX_E5iuuS461DW8nyS2ftTVjhQ8yenhbzPXeLSGdOiT5kHXRg6HViRu4POlqsegG7ydJDBitVKU0v_2Cl6oI2I3C18jBSQ_nbW/s320/%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588+2015-06-21+11.33.36+PM.png" /></a></div><BR><BR>
このスナップショットは<a href="https://www.youtube.com/watch?v=UY8mIQ2tyuA">マリア・コチェトコワがマリンスキーの ティムール・アスケロフ(Timur Askerov)と踊ってるところ</a>で(約4分過ぎ頃に)からなんですが、サンフランシスコ・バレエで彼女がジゼルを踊ったときに、何度も見ている動きです。<BR><BR>
もちろん、スベトラーナの踊り込んでるジゼル、彼女の優雅で詩情にあふれ、ばっちりとコントロールされた表現で語られるジゼルに、マリア・コチェトコワの語るジゼルを比べるなんてことは十年早いと思うけど、上記の点だけでは、マリアのほうが優れてると私は思います。<BR><BR>
ただ<a href="https://www.youtube.com/watch?v=O6n2FRQ2qV0">スベトラーナがセルゲイ・ポルーニン(Sergei Polunin)と踊ったジゼル</a>では、この動きがちょっと見られるので、もしかして相手役でも決まるところもあるのかも知れませんが(このビデオでは25分目頃に見られる)....<BR><BR>
ロバート・ボッレの第二幕でのエントランス、百合の花束を抱えて黒いマントに身を隠して登場するんですけど、これ、本当にボーグ・モーメント VOUGUE MOMENT-ファッション雑誌の見開きページ的にさまになってます。初めてロバート・ボレを見ましたけど、Jeez! 彼はギリシャの神々からも嫉妬されるに違いない、世界の恋人。こういうダンサーが今いて見れる事に感謝。あれだけの体を作って維持し、演技力でストーリを語れる彼にはやはり才能と努力あり。ですからもしかして嫌な奴かもしれないけど、それも許されるなあ。<BR><BR>
現在私が是非見たいのはボリショイのデニス・ロドキン。(Denis Rodkin)。ニコライ・ツィスカリーゼの若いときのような全身バネ的存在ではないんですけど、動きが美しく優雅で気品あり。要するに演技力があるんだと思います<a href="https://www.youtube.com/watch?v=bB8Tg1mKRII">。この人とスベトラーナの、このビデオのバージョンでの「白鳥の湖」</a>は是非、見て見たいです。
ピリットhttp://www.blogger.com/profile/01794715786724699831noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-9183186991153834215.post-62891900870573011432014-12-09T23:21:00.003+09:002015-08-06T00:14:16.940+09:00観世能楽堂の「半蔀(はじとみ) 立花供養(りっかくよう)」渋谷の観世能楽堂で「半蔀(はじとみ)」を見られたのは本当にラッキーでした。津田和忠さんという能楽師さんが、観世能楽堂の移転より、この場所での能演は終わりつつあるという意識もあって演じた番組の一つだと思います。「<a href="http://photohito.com/photo/1155109/">半蔀(はじとみ)</a>」とは、棒で支えて開ける、突き上げ窓のことを言うそうです。(下の写真)<br><br>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgwwimNA1JmlEGmSNcJBXAXL8VsuQXXQc8xssSlpcKG7Im3U-_cMeYmXYFYUSmVPusuIYgbOEW_iFBUfmRMNu8PwP0A678JTQCmvHqhs6Oy_NgPTeCSCe5Bv4qvQnFfZ4HNlVNrWfY8C2nZ/s1600/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2014-12-08+11.22.37+PM.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgwwimNA1JmlEGmSNcJBXAXL8VsuQXXQc8xssSlpcKG7Im3U-_cMeYmXYFYUSmVPusuIYgbOEW_iFBUfmRMNu8PwP0A678JTQCmvHqhs6Oy_NgPTeCSCe5Bv4qvQnFfZ4HNlVNrWfY8C2nZ/s320/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2014-12-08+11.22.37+PM.png" /></a></div><br><br>
お話は京の僧が90日修業後に、修業で使った花の供養をしていると、一人の女が現れ、五条に住んでいるものと名乗って白い夕顔の花を供えて消え失せます。五条は昔、源氏と一夜の契りを結んだ夕顔が住んでいたところ。不思議に思った僧が行ってみると、半蔀を下げた家から夕顔の霊が現れ、源氏との恋の思い出を語って踊り、再び半蔀の中へ消えて行きます。僧は目が覚め、果たしてこれは夢だったのか、それとも現実だったのかと思うところで終わります。<br><br>
うす桃色(うす鮭色?)の袴に、3重に白の重ね着をした上に白いトップを重ねた夕顔の姿の大きさに気づいたごろから舞台に引き込まれてしまいました。それまで観客として、お面と気持ち的に関係を持てなくてよそよそしい感じがしてたんですが、ある瞬間から舞台上の夕顔が急に息づき、動き始めたたのです。私の座ってる方向に歩いてきたとき、お面の目と私の目が真っ向からばっちり合い、こんなことは想像もしてなかったので、すごい衝撃でした。<br><br>
私が舞台に吸い込まれたのには、太鼓奏者、佃良勝さんの掛け声に負うところが大いにあったと思います。佃さんの掛け声の表現力は素晴らしいの一言、次第に消えいるように止んだり、上がり調子や下り調子、またはフラットでスィッと消えたり、力が入って終わったりと自由自在で、しゃべられる言葉がよくわからなくても、舞台の感情、人物の感情が耳から心に響いてきます。その変幻自在の掛け声のおかげで、雲に覆われた月の明かりに照らされた嵐山を背景にしんしんと低く入ってくる霧や、蕾みのほころんだの梅の木の枝々を通しての夕顔の姿を、私は見たのです。すごく感動しました。<br><br><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjLioyAvPjNuM_bHa1tcr7mk95eTBhlNp0KuKCLd_y5w5P8lgoAogx9GKD7k-IgQamf4V26izbz8NTZbKnNpT-M5NHQgXpQSTtLDhn3feW1TBBTCN0_aou4qXR_Sf_xgeaC2dNAWMfnHnZS/s1600/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2014-12-08+11.41.55+PM.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjLioyAvPjNuM_bHa1tcr7mk95eTBhlNp0KuKCLd_y5w5P8lgoAogx9GKD7k-IgQamf4V26izbz8NTZbKnNpT-M5NHQgXpQSTtLDhn3feW1TBBTCN0_aou4qXR_Sf_xgeaC2dNAWMfnHnZS/s400/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2014-12-08+11.41.55+PM.png" /></a></div><br><br>
写真上は<a href="https://www.google.co.jp/search?q=%E5%8D%8A%E8%94%80%E3%80%80%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8&client=firefox-a&hs=17g&rls=org.mozilla:en-US:official&channel=sb&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=HfWGVNHHEISL8QWJhoGgAw&ved=0CB4QsAQ&biw=1094&bih=608#facrc=_&imgdii=_&imgrc=xwCntZsCV9GtZM%253A%3Bkt7YNNjEEVeCeM%3Bhttp%253A%252F%252Fwww.nohgaku.or.jp%252Fimages%252Fperformance%252Fpast%252Fh24%252Fosaka%252F0812_03_01.jpg%3Bhttp%253A%252F%252Fwww.nohgaku.or.jp%252Fperformance%252Fh24_osaka.html%3B200%3B300">ここから</a>のスナップショット。ここでは夕顔は赤い袴をはいてますが、観世能楽堂での能演ではうす桃色でした。下の写真は開演前の観世能楽堂です。<br><br>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEghlROk354X0d0JSlmKgsoxKkryXXcTOx7D-Emc9yKhNjPjWd6GIOW_lsfyho-egqMGzLX1KM1tHloltuV6g6-8h3h8Qdbo5YSRK16qVu0BJMHx4TMKsFxXBYgVz0yYfjV3pGf3TS6njkBf/s1600/IMG_6550.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEghlROk354X0d0JSlmKgsoxKkryXXcTOx7D-Emc9yKhNjPjWd6GIOW_lsfyho-egqMGzLX1KM1tHloltuV6g6-8h3h8Qdbo5YSRK16qVu0BJMHx4TMKsFxXBYgVz0yYfjV3pGf3TS6njkBf/s320/IMG_6550.jpg" /></a></div><br><br>
英語版は<a href="http://zzzfromtokyo.blogspot.jp/2014/12/hajitomi-holding-service-for-flowers.html">こちら</a>。
ピリットhttp://www.blogger.com/profile/01794715786724699831noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-9183186991153834215.post-28912162593236006152014-11-10T00:40:00.002+09:002014-11-12T21:04:10.226+09:00ネトロブコの「イル・トロヴァトーレ」ヴェルディの「<a href="http://www.medici.tv/#!/trovatore-anna-netrebko-placido-domingo-salzburg-festival">イル・トロヴァトーレ</a>(Il Trovatore)」を見て久しぶりに感激。<br><br>
2014年ザルツブルク・フェスティバルで8月15日にライブでウェブ放送されたものの<a href="https://www.youtube.com/watch?v=lN1-3QWSWw8">ビデオ版のウェブキャースト</a>で、アンナ・ネトロブコ(Anna Netrebko)がレオノーラ、プラシド・ドミンゴ(Placido Domingo)がルーナ伯爵、フランセスコ・メリ(Francesco Meli)という多分イタリア人がマンリーコ。<br><br>
サンフランシスコ・オペラで「愛の妙薬」のアディーナ役を演じてデビューしたネトロブコを見たのが最初。まだ若くてほっそりとして色白で、今ほど自信たっぷりではなく、ちょっと神経質そうな感じがあった彼女が少女風にワゴン(?)から降りてきて歌うシーンが私の中に今でも残ってます。「この人、ちょっといいじゃん」と思ったけど、ロシアを代表する、世界の押しも押されぬトップ・ソプラノに成長するとは、そのときは知りようもありませんでした... ボヘミアンでマゼッタをやった彼女のキャラクターは薄っぺらな感じがしてあまり好きになれなく、残念でした。「椿姫」でバイレッタをやったとき彼女の声がひどく変わって深くダークになってたときのおどろき、そしてそれが出産後だったことを知ってさらに驚いた事... 今、彼女の「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=VI5i8L46YD8">恋はバラ色の翼にのって(D'amor sull'ali rosee)</a>」を聞いてますがこの公演では最高のパフォーマンス!椿姫の時のダークさはなくなってました。こんな声と歌い方、演じ方を創ったアンナ、嬉しいです。<br><br>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg__rxYpqu2F0UMCdDId383biYOlpdOQbWK_Mn4-g4XHbWk3lVARqlaIuxDrA4rPfkWDXqq2T2EbIG_T5fGymOO5BFyQ0o43udb0_99IW8NSPSsb9u9oQPhWqswds1SGCcAHNVk7hPxnMeX/s1600/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2014-11-09+11.22.13+PM.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg__rxYpqu2F0UMCdDId383biYOlpdOQbWK_Mn4-g4XHbWk3lVARqlaIuxDrA4rPfkWDXqq2T2EbIG_T5fGymOO5BFyQ0o43udb0_99IW8NSPSsb9u9oQPhWqswds1SGCcAHNVk7hPxnMeX/s400/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2014-11-09+11.22.13+PM.png" /></a></div>中央がネトロブコ、向かって左がドミンゴ、右がフランシスコ・メリ。<br><br>
今回の素晴らしい発見はフランシスコ・メリ。まわりのベテランにひけをとらない。まだ若い、素晴らしいテナー。「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=T4TJS18N5R8">ああ、美しい人(Ah si, ben mio)</a>」<br><br>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg7tvLjCWkUFvgOqhCzCR4OGI81bRXPW_iRQZXskgpeSPItPibPo6X3ZLv82HzrrC0nzzmP_GXKsn3CtKB6HV0pKdRGb7CfKw7mC9wZBbFbHmFJY9CCY72yMkmafJ0xyRm55NcmY4copCnW/s1600/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2014-11-10+12.43.02+AM.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg7tvLjCWkUFvgOqhCzCR4OGI81bRXPW_iRQZXskgpeSPItPibPo6X3ZLv82HzrrC0nzzmP_GXKsn3CtKB6HV0pKdRGb7CfKw7mC9wZBbFbHmFJY9CCY72yMkmafJ0xyRm55NcmY4copCnW/s400/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2014-11-10+12.43.02+AM.png" /></a></div>
ジプシー占い師のアズチェーナを演じたのはカナダ人のマリー・ニコール・レミュー(? Marie-Nicole Lemieux)。息のつぎ方とぶれるとこがちょっと気になるが声は悪くないので他の役をやったらいいと思うけど、<a href="http://tropicalseaweed.blogspot.jp/2011/08/at_23.html">ドロラ・ゼイジャック(Dolora Zajick)</a>のアズチェーナを知ってる私にはちょっと不満。これからの人なんでしょう。<br><br>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg4Vnmb4dd25EdqVag6Lc72zEyezY0zscAw40rZoTExF1MaYjP0BhwMNsCHvNSNyPCUvULAsOcXzzL6Ou6ziuIe5yQ_U3rNy-tb9R2nfJMKYtxPtjvFbxoq_DRvRYBdtTCUTDFJt9JvCFV8/s1600/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2014-11-09+11.17.22+PM.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg4Vnmb4dd25EdqVag6Lc72zEyezY0zscAw40rZoTExF1MaYjP0BhwMNsCHvNSNyPCUvULAsOcXzzL6Ou6ziuIe5yQ_U3rNy-tb9R2nfJMKYtxPtjvFbxoq_DRvRYBdtTCUTDFJt9JvCFV8/s400/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2014-11-09+11.17.22+PM.png" /></a></div>ネトロブコとダイアナ・ヘイラーのイネス<br><br>たとえウェブキャストでも、世界のオペラをこうして聞けるなんて感動!ああ、日本のオペラではちょっと寂しい。
ピリットhttp://www.blogger.com/profile/01794715786724699831noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-9183186991153834215.post-74718091403154412362014-10-12T14:21:00.001+09:002014-11-14T23:32:14.148+09:00衝撃! 小学校のクラス会小学校のクラス会の案内状が来たときはびっくり、「まじで?」だって浦島太郎的に遠い過去で、そんなのがあるなんて予測もしてませんでした。(長いアメリカ生活での言葉との格闘で、過去を振り返る時間はゼロだったからかも。)<BR><BR>
担任の先生も参加とあるので、S先生にお会いするのはこれが最後になるかもしれないと、他の約束があったんですがキャンセルし、参加のお返事を出しました。最後のクラス会は10年前との事、まだ私がアメリカにどっぷりいた頃だなー。<BR><BR>
当日4〜5人くらいしか来てないだろうと思ってたんですが、行ってびっくり、13人も来てるじゃないですか。<BR><BR>
私に会釈してるんだから私を知ってる人に違いない...<BR><BR>
近況報告をし始めると...外見ではわからなかった人の話し方や話すときの癖で、無から記憶がよみがえってくるじゃないですか。そして埋もれた記憶の荒野に最初のシャベルの一振りが振り込まれると、か細くも芋づる式に思い出されてくるではないの。<BR><BR>
色白で立ち居振る舞いも上品なあの人の、話す時の頭の振り方、あごの突き出し方、「あ、あの人は...!」小学校以来ぜんぜん変わってない! 無からの記憶の蘇りで2時間はあっという間。<BR><BR>
数十年も別離していた老夫婦が再会したとき、顔ではわからなかったが、ふと出た昔からの癖で誰だかがわかり、再会の涙にくれるという森鴎外の「じいさん、ばあさん」って、多分、本人の体験に基づいてるんですね。<BR><BR>
さらに驚いたのが二次会のとき。1メートルも離れてない距離で顔を合わせて話していたTさんの顔が小学生の頃の顔に徐々にしっかりと重なった。「U君が弁護士になってるんだけど何かの事で青山のオフィスに招待されたのよ。でもいつも腕をつねられて嫌だった。」すると今度は小学5・6年生の気持ちが共に蘇り体験できる驚き!<BR><BR>
私 : U君って早熟だったのかもね。」<BR><BR>
Tさん: そうね。XXさんのパンツに穴が開いてたの覚えてる?... <BR><BR>
この言葉を聞いた途端、「毛糸のパンツ事件」が頭の中いっぱいにボワーッと浮かび上がった。二つとも別件ですけど、掃除中に起こった出来事という点で共通。<BR><BR>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjihkc2GKjPFpA4nKBfe28unIda0wpiGsQOSpaJjZLlwg68uRALB9PoooeNjcTWLUALcYNHB11mFotJdjOPdlC5tSoFdzFfXCIuMzNdE4DzKQvxocn7i6M2JYk1I9sMyzRfRJZtSfEDUlpJ/s1600/IMG_1598.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjihkc2GKjPFpA4nKBfe28unIda0wpiGsQOSpaJjZLlwg68uRALB9PoooeNjcTWLUALcYNHB11mFotJdjOPdlC5tSoFdzFfXCIuMzNdE4DzKQvxocn7i6M2JYk1I9sMyzRfRJZtSfEDUlpJ/s320/IMG_1598.jpg" /></a></div>写真はカリフォルニア州ハーフムーン・ベイでハロウィーンのパンプキンを選ぶ人達。<BR><BR>
私達の頃は小学校では「掃除当番」があって、放課後にクラスの部屋の掃除をさせられてました。グループで掃除するんですけど、そのうち必ずさぼる男の子がでてくる。それが必ず男の子。私だって特に好きでもない掃除をしてるのに、かといってさぼるのは卑怯なので、「XX君もちゃんとやってよ」と押し問答になる、これが当時の私という子供の最大の不快事。<BR><BR>
当時、掃除当番は床のぞうきん掛けもやってたんですけど、ある日、「おまえ毛糸のパンツはいてんの。」という男の子の声で顔を上げると、ぞうきん掛けをしてるTちゃんのスカートの下からまるまる見えてる毛糸のパンツが目にとびこんできました。それは草色と黒とクリーム色の残り毛糸で編んだパンツ。からかわれたことに怒るTちゃん、突然子供達が男の子と女の子というジェンダーグループに別れ、「xx君もちゃんと掃除してよ」の押し問答が始まり、手に手に帚やモップやバケツを持ってるので「一揆」の様相。最後に憎っき男の子達が校庭に逃げ出して遊びだしたのです。この日、力で押し切られる男女不平等にはっきりと怒った小学6(5?)年生でした。<BR><BR>
えっ、あの怒りが今の私の原点? あんな小さいときに私の雛形があったの?... 私の原点ってそんなに単純なこと? クラス会の帰りの電車で私は異常に興奮、今の私と連続するとは思ってもいなかった小学校時代の私に、私の雛形があったというお・ど・ろ・き!! ショックの、ショックの小学校のクラス会でした。
ピリットhttp://www.blogger.com/profile/01794715786724699831noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-9183186991153834215.post-680643386462650772014-08-20T14:08:00.003+09:002014-08-21T10:55:42.526+09:00東京の自然: 庭の草取り、今年のびっくり、去年のびっくり在米時には帰国したとき、帰国後は必要に応じて草取りをしてるんですが、ときどき変わった生物に出会います。私は東京にいるんですけど、今年8月のびっくりは、3センチにも満たない子供のカエル(写真下)。上部中央右に円柱形のものが草の茎上にちょっと写ってますけど、これは土蜘蛛の巣の一部です。<br><br>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg8TRbGyrDOH1K4JFAU-S2WFOFUBlIVxM4Cbi6YodJwydv3mh-7u9sH_7gcsIUUEkpAHuWoKJSMDkreqoT-MWyqXQ4z1dDo-kFhXgVR5RMFB8TeUn65JdgrdQEnah_DeU7P7AZIRpcfbfw0/s1600/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2014-08-20+1.22.18+PM.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg8TRbGyrDOH1K4JFAU-S2WFOFUBlIVxM4Cbi6YodJwydv3mh-7u9sH_7gcsIUUEkpAHuWoKJSMDkreqoT-MWyqXQ4z1dDo-kFhXgVR5RMFB8TeUn65JdgrdQEnah_DeU7P7AZIRpcfbfw0/s320/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2014-08-20+1.22.18+PM.png" /></a></div><br><br>
池なんかなくとも育つカエルがいるのかしらと思い、さっそくネット検索したところ、どうもヒキガエルのよう。ガマガエルとも言われるとの事。これで子供の頃からのナゾが解けました: ヒキガエルとガマガエルってどうちがうのかなって思ってたんです。私が子供の頃、庭に池があって金魚を飼ってました。卵も孵して、家では世話をしてる私だけがどの金魚がどの子供っていうのがわかってたんです。金魚ってみんな顔が違うのです。...そういうわけでときどき10センチはゆうにある、おっきなガマガエルが暗くなると出現。鳴くとうるさく、さわるといぼができる等々のうわさがあったので、近くにいったことはありませんでした。<br><br>
正確な名前は<a href="http://www.hkr.ne.jp/~rieokun/frog/azuma.htm">アズマヒキガエル</a>で、英語ではEastern-Japanese Common Toadだそうです。
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去年のびっくりは心底びっくりで、初め、風化したプラスチックの切れ端が「おふ」のように小石の上側にひっついているように見えました。<br><br>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhpmZ2wUJG1npPvOjqaoymhO2FsKRJ_TP4wyKz4_TXgMuKo2ZPeyGtmJRdxGZIV0FcHimRX9uYapy8LdbHY7Gclwv-FuJfYysxJRI39n8Aj3uA_S81JZHUmV9H888Eyj0RlSDvzL5cdDYv_/s1600/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2014-08-20+1.18.26+PM.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhpmZ2wUJG1npPvOjqaoymhO2FsKRJ_TP4wyKz4_TXgMuKo2ZPeyGtmJRdxGZIV0FcHimRX9uYapy8LdbHY7Gclwv-FuJfYysxJRI39n8Aj3uA_S81JZHUmV9H888Eyj0RlSDvzL5cdDYv_/s320/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2014-08-20+1.18.26+PM.png" /></a></div>
ゴミかと思って木の枝で払おうとしたところ、ゆっくりと動きだし、輪じゃなくてヒモのような、長さ15センチはある、見た事も無い明るい黄色の生き物。きしめんのように扁平で、よく見ると上に5本くらいの茶色の線が入ってるじゃないですか。ゾォーとしたんですけど、もしかして珍しい生物かもしれないと考え直して、草むしりした後の日差しを浴びて死んでしまってはと思い、お隣の草の茂みへポイッ。その後、<a href="http://www5b.biglobe.ne.jp/~hilihili/keitou/mizika/hen-nihai/oomisuzi-atama01.html">ネット検索</a>したところ、オオミスジコウガイビルという生き物で、東京でよく見られるそう。70センチぐらいまで育つ事のあるらしい。そんな大きいのは見たくないっと再びぞーっとしましたが、このあたりは猫が多いので、多分、食べられちゃったんじゃないかな。今年は見ませんでした。<br><br>
なおオオミスジコウガイビルの写真はリンクされてるサイトからお借りしてきました。ゾーッとしたので写真とるどころではなかったんです。
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgyG85PSMz5RLsvjnFzxSfm4Pl_8iN-dUx07ExfX4oAjDwukdHfO-Xo8pjLgjM1HOrECYep74tpRNM_t8U1cwm1ghMkUkZ4e5Bvbj17wlul0XoiAOtt7QxmwLx7oJfKbbqtk5kz-tViM1rw/s1600/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2014-08-20+1.18.00+PM.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgyG85PSMz5RLsvjnFzxSfm4Pl_8iN-dUx07ExfX4oAjDwukdHfO-Xo8pjLgjM1HOrECYep74tpRNM_t8U1cwm1ghMkUkZ4e5Bvbj17wlul0XoiAOtt7QxmwLx7oJfKbbqtk5kz-tViM1rw/s320/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2014-08-20+1.18.00+PM.png" /></a></div>
ピリットhttp://www.blogger.com/profile/01794715786724699831noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-9183186991153834215.post-35810872041887671112014-07-05T14:33:00.001+09:002014-07-06T16:20:21.977+09:00台北故宮博物院特別展に白菜を見にいく午後一時ちょっとすぎに上野の国立博物館についたんですけど、「翠玉白菜」だけ別部屋にあって2時間待ちと言われました。どうしようかなと思ってトイレに行って出てきたところ、「一時間40分待ち」と言われたので、列に並ぶ事にしました。<br>
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これから見ようとしてる人、本持参がお薦めです。館内敷地で涼しい風を心地よく受けながら七割がたは日陰で読書を楽しむ事ができます。<br>
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暗闇のなかで光をピカーッと反射し、濡れているようにキラキラ輝く「翠玉白菜」は、一瞬、石であることを忘れるくらいきれい。でもこの白菜、日本で見る白菜とちょっと違うので、見る人はそのことを知っておいたほうが、心休まるかも。<br><br>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhnS9arcv4aYpf8yV7Uv3MF9DeOcFHPzMtPZcP8hT_WGD-v7R3irAVw7iEx-v2zgn3KH5zIw0XBwpAMq28W5X4yZNt-2HWm2ZLqaQvjU0qT7BEhnOV_Myz09j3m2Z3f_X7qMFE8bpP7A5PF/s1600/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2014-07-05+1.40.06+PM.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhnS9arcv4aYpf8yV7Uv3MF9DeOcFHPzMtPZcP8hT_WGD-v7R3irAVw7iEx-v2zgn3KH5zIw0XBwpAMq28W5X4yZNt-2HWm2ZLqaQvjU0qT7BEhnOV_Myz09j3m2Z3f_X7qMFE8bpP7A5PF/s320/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2014-07-05+1.40.06+PM.png" /></a></div>
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中国では日本とはちょっと違う、スリムな白菜もスタンダード種として店頭に並んでるようです。初めて見たのはサンフランシスコのチャイナタウンで、日本で見る丸型の白菜とは区別されました。白菜の白いところが日本のより薄くて丈は長く、ひしゃげた筒という感じで、その点では「翠玉白菜」は実物をかなり正確に描写してます。日本の丸型より見た目がちょっと貧相でしたが試してみたところ、丸型より甘みと野菜っぽさがありました。また縦長なので冷蔵庫にしまいやすく、米国居住中には中国型白菜を食べる方が多かったです。
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展示されてた磁器、特に「白磁」の高度な技術には感心しました。
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また刺繍には感心を通り越して仰天。海の波がうねっているさまを描いた刺繍の掛け軸がありましたが、絹の光り方という特性を知ればこそ作れる作品。中国風の着物を着た数十人の女性が数ヶ月という時間をかけて、一針一針刺してゆく様子が目に浮かびました。
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最後の方に「永楽大典」。テストのために制作年号を覚えたのはこの本かと高校の歴史の時間を(とんだところで)思い出し、墨でくっきりと軽快に書かれた表紙のタイトルを見つめながら、ちょっと感動的な、数十年ぶりの過去との「再会」でした。<br>
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午後5時半頃館内から出てきたら、白菜待ちの行列がえらい短くなってたので、このあたりの時間帯に行くのが賢いかも。ピリットhttp://www.blogger.com/profile/01794715786724699831noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-9183186991153834215.post-90264214408195462032014-06-16T22:16:00.000+09:002014-06-29T01:17:23.987+09:00新国立の「パゴダの王子」一番印象に残ったのはサラマンダー(イモリ)の動き。黒白の縦縞模様のボディスーツで覆われた全身で、首を伸ばしたりかしげたり、フロアの起伏を上がったり下がったりする動きの一つ一つはインパクトありでした。頭髪を含めて顔の作りは不気味なんですけど、サラマンダーの持つパワーと、知的な用心深さ(実際にはイモリってインテリジェンスはあまり感じさせない生物ですけど。失礼、いもりさん)を感じさせる動きでした。そのため、顔が不気味という印象が薄れ、むしろ内に隠れてる知的さの証のように見えてきます。<br><br>
第二幕でインドネシア楽器の「ガムラン」もしくはガムラン風の音が演奏に加わり、西洋楽器だけの音とは異なった世界、熱帯森林の奥深くに静かにしっかと存在する世界、その由緒正しさと美しさと落ち着きとを感じさせる響きでした。熱帯のジャングルに咲く、肉厚な花弁を持った香り高い花を連想させます。また、さくら姫の踊りのなかにバリ舞踏の動きが入るのがとてもよかったです。なんか心を落ち着かせる動きです。<br><br>
同じく第二幕だったと思いますが、高齢王様の動きがなんとなく認知症っぽくて、こういうテーマをダンスに取り入れるのって大胆だけども現実的だし、面白いと思いました。別の日に見た友人は「リア王」がイメージの出所じゃないかと言ってました。
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<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEje7V91p4iCbpAmsxsFPOzeDEi6K5vM6MN4QSUsTK2jnIZpRSqvHMxLxTkEAmfe1nieK-rqyZ8NMhYuVfoZi5xnI2WZ2Pxz_A6MOpP_W62N18Is61JrBuUqSnJnr-vSa6rRLBQ8WYmm6UgP/s1600/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2014-06-16+9.59.51+PM.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEje7V91p4iCbpAmsxsFPOzeDEi6K5vM6MN4QSUsTK2jnIZpRSqvHMxLxTkEAmfe1nieK-rqyZ8NMhYuVfoZi5xnI2WZ2Pxz_A6MOpP_W62N18Is61JrBuUqSnJnr-vSa6rRLBQ8WYmm6UgP/s320/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2014-06-16+9.59.51+PM.png" /></a></div><br><br>
確かにこの「パゴダの王子(Prince of Pagoda)」というバレエ、さまざまな音楽や古典を思い起こさせる場面の連続です。例えばさまざまな国から来た王様達がさくら様に求愛する場面は「眠りの森の美女」の王子達の求愛の場面、またサラマンダーがさくら姫を伴って火の国、水の国を通過しながら試練を受けるところはまるで「魔笛」、立ち回り場面はシェークスピアの「ロメオとジュリエット」を思い起こさせます。という意味ではあまりにもいろいろな山場が短い間隔で詰まりすぎてて、慌ただしい感じがしました。もっとすっきりさせた方が踊りを引き立てると思うんですけど。振付けや舞台の作り方を変えるとぐーんと良くなるのかもしれません。舞台上部の大きな花はとくになくてもいい感じ、舞台のふちを額縁風に飾るトゲは意味がわからず、ちょっと目障りでした。<br><br>
小野綾子さんのさくら姫はストーリーを語れたと思うし、湯川麻美子さんの目力は劇的でよかったです。
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ピリットhttp://www.blogger.com/profile/01794715786724699831noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-9183186991153834215.post-54639909214328380322014-06-06T18:06:00.001+09:002014-08-23T10:50:40.892+09:00少子化と年金?、少子化とロボットじゃないの?日本の少子化問題が、将来の年金額との関係で論じられてるのを聞いて奇妙感を感じました。2014年の年金生活者は月給の56パーセントを保証されてるが、今より出生率が下がった最悪の場合、2050年高齢者の年金は月給の34パーセントしか保証されないとのこと。でも少子化問題をこういう切り口で論じる奇妙感がふっきれず、「この切り口、どうして?」という疑問に。<br>
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でも、これは政府のディスクレイマー(免責事項)的意味もあると考えれば、なんとなく納得がいく。「政府は、2014年度出生可能世代に、あなたがたが子供を生まないと、その世代が高齢者になったときに年金が先細りすることを数字をもって公表し、警告したはず。あなた達にも責任はあるよ。」<br>
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少子化問題をいろいろな角度から切って分析するのは賛成ですが、いまだに余り論じられてないのはロボットの工場生産への導入との関係。<br>
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アップル社が「人件費の高くなった中国での生産を止めて、アメリカへ戻す」と発表したのは2012年頃。当時まだアメリカにいた私は、このニュースで「仕事が増える!」とアメリカ中が湧いたのをよく覚えてます。<br>
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<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEibbDjtkfqXpRGjrJxSmR3jCoyidZc0lU0UiDi1QCE0gq-LaeNMaVEBpU7zXuxcj4VR5HNtimEJqOnCw-eQO5_Vdz7Bauvd55iXnMSsgTj9Baft6dWcGH0CI3vFNcl56xfuxdRivREcLKiM/s1600/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2014-06-06+4.50.37+PM.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEibbDjtkfqXpRGjrJxSmR3jCoyidZc0lU0UiDi1QCE0gq-LaeNMaVEBpU7zXuxcj4VR5HNtimEJqOnCw-eQO5_Vdz7Bauvd55iXnMSsgTj9Baft6dWcGH0CI3vFNcl56xfuxdRivREcLKiM/s320/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2014-06-06+4.50.37+PM.png" /></a></div><br>
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確かに生産工場は南部のテキサス州かなんかに建設されたんですが、実際に生産が始まると、広い工場で働いてるのはロボットだけ。そのロボットを運転・管理するために工場のとなりのオフィスで働いてる人間はたったの四人。ロボットは休憩も休暇もいらないし、24時間ぶっ続けで働けるので、この人数は多分一シフトの人数だと考えると、「4人X3」で12人。警備員なんかを含めると20余人あたり! 地域住民に就業機会はほとんどなかったのです。<br>
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オックスフォード大学のロボット・リサーチ・グループに所属する<a href="http://www.abc.net.au/7.30/content/2014/s4014292.htm">マイケル・オズボーン博士</a>(Michael Osborn, Robotic Research Group)によると、20年後のアメリカでは、現在の全仕事のうち47パーセントはロボットによるオートメ化が進むとの事、この数字は博士の母国でもあるオーストラリアでも同様だそうです。 <br>
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だとすると、日本でだって、同じ割合でロボット化・ソフトウェア化されると考えても的外れではありません。現在、<a href="http://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/">日本の就業者数</a>、つまり総仕事数は6400万。このうち47パーセントがロボット化すると、2034年の総仕事数は3400万になります。このような観点から少子化を考えると、少子化現象はこのような仕事数の減少を先取りしていることになり、傾向としては理にかなってる事になります。<br>
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ではどんな仕事がロボット化もしくはソフトウェア化されにくいか? これを考えるのか重要。<br>
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私が思うに、いわゆる女の仕事とされてきた低賃金労働の保母さんや幼稚園の先生、看護師さん、ヘアスタイリスト等は生き残るでしょう。<br>
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お医者さんや弁護士業は、けっこうな部分がコンピュータ化されると思います。他には何かな?<br>
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ピリットhttp://www.blogger.com/profile/01794715786724699831noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-9183186991153834215.post-14860292404209028722014-05-27T00:14:00.001+09:002014-05-31T06:28:30.476+09:00新国立劇場の「アラベッラ」シュトラウスの「アラベッラ」を初めて見ました。<br><br>
貧乏貴族の年頃の娘達の「苦境とロマンス」ドラマで、エンターテイメントが今のようになかった当時、このような求婚者の「品定め」的なドラマは実感があって人気があったんだろうと思います。でも現代の私には退屈でしたが、第三幕でのヒロイン、アラベッラと、彼女に許しを請うマンドリカの歌唱とドラマは力ありで、私は救われた!という感じです。<br><br>
一幕、二幕では曖昧で優柔不断のアラベッラが、第三幕で婚約者のマドリンカからあらぬ疑いをかけられると、背筋をキッとのばして、「私を信じられないならそれまで」と、大金持ちだけども素朴なマドリンカに毅然と言い放ちます。アンナ・ガブラー(Anna Gabler)演じるアラベッラが急に一人の存在感ある人間に見えてきます。<br><br>
マンドリカが、彼女の妹、ズデンカをアラベッラと誤解したのに端を発した騒ぎなんですけど、娘2人はお金がかかりすぎてとても育てられない貧乏貴族が世を渡っていく手段として、ズデンカをアラベッラの弟とし、ご本人も納得して弟として生きてるわけです。だけどズデンカもお年頃なので、愛してしまったマッテオと、当時では絶対ノーノーの「ベッドを共に」してしまいます(一夜だけは女の子になりたい!)。それが暴露して世間から葬られそうになるズデンカを、ただ一人、アラベッラが、「何の見返りも求めないを愛を貫くあなたに、私は教えられました。... あなたを心から尊敬します。」そしてジェーン・オースティンの「プライドと偏見(Pride & Prejudice)」のエリザベスなみの落ち着きと、威厳と、気品をもって、アラベッラの確信がどうどうと歌い上げられ、ドラマは最高潮。私(も観客)もすっかり彼女に共感。<br><br><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg0tr3spcW2FrFQQNe7nU8wK4RNAVs0wOXJ0byxvwMbPonJjHcQypZ7QdAWRp9wnrZDLTTLlhlO_oP9ZGKFyxPposZQbLO-s0eiS96pQpDh-D9FU4GW_Gp9BM8eW-gukT8yuI_4c095MZAr/s1600/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2014-05-26+11.48.57+PM.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg0tr3spcW2FrFQQNe7nU8wK4RNAVs0wOXJ0byxvwMbPonJjHcQypZ7QdAWRp9wnrZDLTTLlhlO_oP9ZGKFyxPposZQbLO-s0eiS96pQpDh-D9FU4GW_Gp9BM8eW-gukT8yuI_4c095MZAr/s400/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2014-05-26+11.48.57+PM.png" /></a></div>新国立劇場のホームページからのスクリーンショット<br><br>
マドリンカを演じたヴォルフガング・コッホ(Wolfgang Koch)はベテランらしく安定感がありました。賭け事で浪費する父親貴族の役目をした妻屋秀和さんがすごくよかったです。<br><br>
初めから終りまで青色を中心とした舞台、とくにメインの青い色のトーンと青ばかりのコスチュームは好きになれませんでした。青っていう色、難しいんじゃないの。まだ舞台のデザインもあまりに<a href="http://tropicalseaweed.blogspot.jp/2013/12/blog-post.html">ホフマン物語</a>の舞台と似すぎてて「またこのトーンか」っていう感じ。特にいただけないのは、アラベッラがマドリンカを初めて目撃する第一幕の窓(オフィスの窓みたい)、そして第三幕のユーモアも魅力も格式も無いホテルのフロントデスク。なんかモーテルみたい。<br><br>
アラベッラが最初に登場するときの乗馬服(だけど話では乗馬でなくてオペラに行ってたようだったけど)、マドリンカが最初に登場するときのコートはちょっと面白く、また舞踏会ではお母様のドレスと白いケープがよかったですけど、後はなんだが目につかなかったです。席もよくなかったし、前に頭の大きい人がいたこともあったし、その上、字幕についてゆくのに精一杯だったからかも。ピリットhttp://www.blogger.com/profile/01794715786724699831noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-9183186991153834215.post-82082229475651628982014-05-14T23:12:00.001+09:002014-05-15T17:46:31.291+09:00ルクレシア・ガルシアが新国立劇場デビュー2012年にサンフランシスコ・オペラが「<a href="http://tropicalseaweed.blogspot.jp/2012/07/blog-post.html">アッティラ</a>」を上演したとき、アッティラの新婦、オダベラを演じたのがルクレシア・ガルシア(Lucrecia Garcia)。<a href="http://tropicalseaweed.blogspot.jp/2011/11/blog-post_20.html">アニタ・ラチベリシビリ</a>以来に見た、パワフルな新人ソプラノです。当時はエラく太っていて、前か後ろ姿なのか分かりにくかったんで、せっかくなので、なんとかして欲しかったんですけど、今日から5月30日まで、新国立劇場で演じられる「<a href="http://www.nntt.jac.go.jp/opera/cavalleria/">カバリア・ラスティカーナ</a>」に出演するようです。
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<br>私は行けるかどうかわかりませんが、彼女は聞きがいがありなので、推薦です。アニタ・ラチベリシビリのほうがちょっとすごいとは思いますけど。でも私が聞いたのは2年前なので、今は見違えるように成長してるかも!
ピリットhttp://www.blogger.com/profile/01794715786724699831noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-9183186991153834215.post-64160257224725839512014-05-11T21:13:00.002+09:002014-05-12T06:39:41.424+09:00ああ、スマホが...! 象の写真をとっていると...<br>
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久しぶりにげらげら大笑いしました。リンクは<a href="http://www.liveleak.com/view?i=cf7_1356505998">こちら</a>。
最後までエンジョイ!<br><br>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhEoOaClZULai6bLB61jIzCgx-hqYGULUBbzEnhHrP8QOg6YjA9gqGWyol03HJ-c-TqZojTXcWAwGXcwhY8Z-QxIzy9YSY4Dqh_CcA49IpYIXhEwuS5yjWivcuHlf2AbJWD1FQWci4exyAh/s1600/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2014-05-11+9.05.28+PM.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhEoOaClZULai6bLB61jIzCgx-hqYGULUBbzEnhHrP8QOg6YjA9gqGWyol03HJ-c-TqZojTXcWAwGXcwhY8Z-QxIzy9YSY4Dqh_CcA49IpYIXhEwuS5yjWivcuHlf2AbJWD1FQWci4exyAh/s320/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2014-05-11+9.05.28+PM.png" /></a></div><br><br>
ピリットhttp://www.blogger.com/profile/01794715786724699831noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-9183186991153834215.post-19307551817101499622014-05-08T14:11:00.001+09:002014-05-31T17:03:45.203+09:00最新の5分間ビデオ、「チェルノブイリの動物」ニューヨーク・タイムズ紙が5月5日付けで「チェルノブイリの動物」という記事を発表。<br>
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<a href="http://tropicalseaweed.blogspot.jp/2011/10/blog-post_27.html">チェルノブイリのアップデート</a>にちょうどいいので、その記事と、記事中にある5分間ビデオをここに<a href="http://www.nytimes.com/video/science/100000002841284/chernobyl8217s-toll-on-nature.html">リンクしておきます</a>。<br>
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記事の<a href="http://www.nytimes.com/2014/05/06/science/nature-adapts-to-chernobyl.html?_r=0">リンクはこちら</a>。<br>
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サウスカロライナ大学のティモシー・ムーソーさん(Timothy Mousseau)は1999年から継続的にチェルノブイリを訪問、鳥類や昆虫、こうもりなどの観察を行ってきたそうです。当時はこのような事故はもう二度とおこらないと思い、個人的に観察していたそうですが、福島の原発事故以来、福島地域も観察対象に加えて<a href="http://cricket.biol.sc.edu/chernobyl/Chernobyl_Research_Initiative/Introduction.html">公的な研究に変更</a>。<br>
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チェルノブイリ原発事故で人間が出て行ったあと、まるで「現代のエデンの園」のように自然界が復帰したと言う人がいるけれども、ムーソーさんによると、決してそうではないそうです。鳥類や昆虫、こうもりなどの観察をすると、チェルノブイリで「ホット地域」と呼ばれている高放射能地域では、動物種数は半減、考えられていたより自然の復帰は遅いとのこと。また鳥などでは外観から観察出来る腫瘍とかクチバシの変形などの異常発生率が、放射能汚染地域外と比べて、高い頻度で観察されるそうです。<br>
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またホット地域にいるある種の鳥は「自然淘汰」で放射能に対する適応を高めているのが観察されてますが、面白い事に、同種の鳥で放射能汚染の低い地域にいる場合は適応できず、DNAの異常が起こっているようなふしがあるそうです。
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ビデオ中にも小さい赤い昆虫がでてますが、ホット地域に近づけば近づくほど、以前とは異なったパターンの羽柄が高い頻度で観察されるそうです。(下の写真)<br>
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<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjUoKPLRuIl4k9JB4qOQYCH8-Or1x45SsqpXpiipIcZ8qfqKZUA9pt68M1f3mAS43QN6QGg4_bVn5w9mFQ8n6jRjbIsy9PU54Seeq_uWMEPxFTX2oRvc12qcso7dtyp9L7ssS9opDWkFYB-/s1600/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2014-05-08+11.51.13+AM.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjUoKPLRuIl4k9JB4qOQYCH8-Or1x45SsqpXpiipIcZ8qfqKZUA9pt68M1f3mAS43QN6QGg4_bVn5w9mFQ8n6jRjbIsy9PU54Seeq_uWMEPxFTX2oRvc12qcso7dtyp9L7ssS9opDWkFYB-/s400/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2014-05-08+11.51.13+AM.png" /></a></div><br>
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また木の年輪を観察すると、1986年の原発事故以来、はっきりとした変化が見られるものがあるとのこと。下の写真では、1986年を境に(濃い茶の線がひいてあるところ)、年輪の色が異なるのがわかります。<br>
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去年、福島を訪問したとき、ムーソさんは蜘蛛の巣のパターンが少しおかしいのに気づき、以来、チェルノブイリでも、できるだけたくさんの種類の蜘蛛の巣の写真を撮り、研究室の学生に分析させているそうです。
ピリットhttp://www.blogger.com/profile/01794715786724699831noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-9183186991153834215.post-53892356861954455362014-04-27T14:31:00.000+09:002014-05-28T09:20:07.994+09:00新国立劇場の「ファスター」と「カルミナ・ブラーナ」ディビット・ビントレー(David Bentley)の振付けを見に新国立劇場へ。<br>
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「ファースター」は、ロンドン・オリンピックがどうのこうのとか書いてあったので、どんなのだろって思ってたんですけど、振付けを創る気になれなかった振付けという感じ。ダンサーもしなやかにも優雅にもなりきれず、かといってアスレチックでもなく、私はと言えば、舞台とは切り離されたままで、居所無しでした。北島八郎の「祭り」のバックで踊りの振付けやダンサーの方が面白いというのが本音。<br>
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「カルミナ・バラーナ」については歌唱付きという事だけ知ってて、それに興味を持ったので、楽しみにしていました。<br>
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合唱から始まるんですけど、イントロの運命の女神のパフォーマンスの後、白くて長いドレスを着た3人の女性が登場。お腹あたりの線が変だな、ドレスのせいかなっと思わず座席で座り直して見ると、3人とも妊娠5ヶ月ぐらい?! それが、舞台いっぱいにはられた洗濯物の前を、細い体にお腹をゆるり、ゆるりと、ドレスのすそをふりながら入場してくるのが意表をついてて、また白い素敵なコスチュームのおかげ大で面白く、楽しく見え(この部分を演じたダンサーの皆さんに拍手!)、このとき初めて、リベレットの日本語訳がないのに気づき、残念に思いました。<br>
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<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi7aEjlpNPz2RgTDboQrI3BXtUMmjbBKQ-OFFMWpkkqwCDLBRSClWouFto5UPHIS_KnqKVH3QKVjdm4Ldc51-DOEWu8r1OQetWaKiwmGZRHnvas2cS7QjGOc1bqKtWrFmUU7HUdYV3TrtEn/s1600/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2014-04-27+2.00.23+PM.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi7aEjlpNPz2RgTDboQrI3BXtUMmjbBKQ-OFFMWpkkqwCDLBRSClWouFto5UPHIS_KnqKVH3QKVjdm4Ldc51-DOEWu8r1OQetWaKiwmGZRHnvas2cS7QjGOc1bqKtWrFmUU7HUdYV3TrtEn/s400/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2014-04-27+2.00.23+PM.png" /></a></div><a href="http://www.nntt.jac.go.jp/ballet/">新国立劇場</a>のホームページからのスナップショット
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すごく印象に残ったのは2幕目から歌いだした、萩原潤さんのカウンターテノールのクリアーではっきりとした声。アメリカでも<a href="http://tropicalseaweed.blogspot.jp/2011/11/blog-post_166.html">何人かカウンターテナー</a>を聞いた事がありますが、今まで聞いた中ではピカ一。新国立劇場はサンフランシスコ・オペラ・ハウスのサイズの約半分強なので、彼がサンフランシスコで歌った場合、どのくらい声が届くかはわかりませんが、是非、アメリカでオーディションに出て、世界のドアをノックして見て欲しいと思いました。<br>
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合唱に関しては、以前、ホフマン物語を聞いたときも思ったんですけど、声が若くてエネルギッシュでストレートでいいんですが、しばらく聞いてると、ただそれだけで、声のバラエティーがなく、単調。
サンフランシスコ・オペラ合唱団の場合、いろいろな年齢の人がいるので、声にもっとバラエティがあり、合唱全体の声に深さと幅があります。アメリカでは、年齢差別は憲法違反なので、もっと幅広い年齢層が合唱団にも入っているせいじゃないかと思います。それが喜びとか悲しみとかを表現する際、大きなプラスになってると思いました。<br>
<br>日本の仕事に対する年齢制限が、こんなとこまで響いているとういうことがあるとしたら悲しい事です。合唱団、せめて特殊事情を理由に、合唱団員の幅を広げてみるのはありなんではないでしょうか。<br>
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パフォーマンス後に、ディビット・ベントレーさんの作品のビデオがあり、彼が「パゴダの王子」というのを日本で、多分、新国立劇場バレエ団のために、制作したのを知りました。なんとなく、<a href="http://tropicalseaweed.blogspot.jp/2011/03/blog-post_07.html">ケイス・マクシミリアン</a>の作品に似たところがあるので、是非見たいと思ってます。
ピリットhttp://www.blogger.com/profile/01794715786724699831noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-9183186991153834215.post-30022671021090308652013-12-28T23:17:00.000+09:002013-12-28T23:41:59.500+09:00中之条の「目の青い赤とい名の白猫」中之条ビエンナーレについての<a href="http://tropicalseaweed.blogspot.jp/2013/10/blog-post.html">ブログ</a>で、<br>
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「膝丈ズボンをはいた、子グマのプーさん的な伯爵綽々(はくしゃく しゃくしゃく)さんという人を滞在中2度も別々の場所で見かけ、何者なのかなーと思ってたら歌人でした。伯爵さんの短歌をいくつか書き留めておいたんですけど、紙をなくしちゃったみたい。」<br>
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と書いたら、それを伯爵綽々(はくしゃく しゃくしゃく)さんが見て、中之条で発表した歌をコメントに書き込んでくれました。伯爵さん、どうもありがとう。なお、伯爵さんの本当の歌人名は「<a href="http://chambre.jog.buttobi.net/">北夙川不可止(きたしゅくがわ ふかし</a>) 」さんだそうです。クールな名前!<br>
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北夙川不可止さんの歌をコメントのなかに入れたままにしておくのはあまりにももったいないので、ペーストします。<br>
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”北夙川不可止 さんのコメント...<br>
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ぷーさんですw
僕の短歌ですが、中之条で発表したのは以下の通りです。<br>
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風が吹くひうひうと吹く夜の獄の孤獨を猫の聲が撫でゆく<br>
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轟々と水音高き四萬川の碧く澄みつつ風を呼びけり<br>
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山深き出湯の里は靜かにて夏もあい冷たきせせらぎを聽く<br>
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枯れ葉積む街道の果て茅葺の舊家の庭に絶えぬ水音<br>
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桑を食む蚕の音のざわざわと靜かな里の午後を震はす<br>
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赤といふ名の白猫の目の青く六合(くに)村の名は去年消えたり<br>
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散りかけし櫻に小雪吹きつくる四萬の眞晝間空は晴れつつ<br>
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浴場は洋舘にして蒸風呂に籠れば翁の笛に驚く”<br>
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<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjJ9t95xCh27NnGsAS-E-yDfKUf-9U83fJV-HTMtrTZf5klVt8lFKTjlmrBfUyEfRlvoJeqemVfB2mOtffDmV0P8_H7qftWV85Fl1jH8nN7UdO7HZuyyyWKME3GkKOw1-3ZYsdOdLctxbck/s1600/IMG_6218.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjJ9t95xCh27NnGsAS-E-yDfKUf-9U83fJV-HTMtrTZf5klVt8lFKTjlmrBfUyEfRlvoJeqemVfB2mOtffDmV0P8_H7qftWV85Fl1jH8nN7UdO7HZuyyyWKME3GkKOw1-3ZYsdOdLctxbck/s400/IMG_6218.jpg" /></a></div>中之条でなくて、都下御嶽渓谷の写真。<br>
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猫の歌はモンドリアン風にカラフル。モンドリアン風の壁なんて村にあるはずないんですけど、そんな壁に向かって白猫が猫らしくゆるゆると歩いて行き、猫が振り返ったとき、青い目をしてるのがわかったというのが私のイメージ。六合村は中之条に吸収されて本当に無くなったんですけど、昔はかいこで栄えていたらしい地域なので、シャム猫が当時、村に紹介されたのかもしれません。それとも「青い目」は伯爵さんの想像なのかな。<br>
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蒸し風呂の歌は、和風の旅館に泊まったら洋風の蒸し風呂、「へぇー」と思ってたら笛の音が空間を切るという、ちぐはぐなアンバランスが面白いなというのが私の感想ですけど、もしかしてぜんぜん違う事なのかもしれません。<br>
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「ひうひうの夜の獄」は凄いっていう感じ。「待つ」ことが無いのは良いことでもあるのね。<br>
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伯爵こと北夙川不可止さん、歌を書き込んでくれて、そして「歌」と「句」の違いを教えてくださり、たいへん、どうもありがとうございました。2014年が北夙川さんにとって素晴らしい年になるように!
ピリットhttp://www.blogger.com/profile/01794715786724699831noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-9183186991153834215.post-4328448935374677532013-12-07T00:34:00.000+09:002013-12-11T23:26:53.933+09:00新国立劇場の「ホフマン物語」サンフランシスコでは見逃した「ホフマン物語(Les contes d'Hoffmann)」を見に行きました。新国立劇場は初めて。観客席内部の年季の入った木の床の温かみ、背もたれが長くてリラックスしやすい座席などグー。サンフランシスコ・オペラハウスは客席数が約3200、バークレーの(カジュアルな)ゼラバック・ホールは2100席くらいですから、それより小さいんですけど、ゼラバックよりはえらく大きく感じるし、座席よし、品格ありで好きになりました。<br>
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そんな新国立劇場サイズのオペラって、想像してたよりもっとエンジョイできました。合唱団(新国立劇場合唱団)はエネルギッシュだし、ホフマンの第三の恋人、ジュリエッタを演じた横山恵子さんの厚みも深さもある声とアンドレをやった高橋淳さんの声もよかったでした。こういう経験ある声の人を聞けるとは思ってませんでした。また第二の恋人、アントニアを演じた浜田理恵さん、歌の最後がちょっとぶれちゃった感じ、野心よりか不安を強調した日本的女が彼女の解釈だったんですけど、日本では成立しやすいストーリーかも。彼女もよかったです。<br>
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アルトゥーロ・チャコン=クルス(Arturo Chacón-Cruz)のホフマンはあまりピンときませんでした。スカラを含めて同役こなしたというには、なんだかよくわかんないんですけど、役者としてはちょっとスロッピーで脇役化しちゃったという感じ。サンフランシスコ・オペラで2012年に彼がリゴレットで<a href="http://tropicalseaweed.blogspot.jp/2012/09/blog-post.html">マントヴァ伯爵役</a>をやった事あるんですけど、その時は声のプロジェクションがあまり良くなくてがっかり。新国立ではもっとボリュームが出るんじゃないかと思ったんですけど...<br>
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アンジェラ・ブラウワー(Angela Brower)は、私が見逃したサンフランシスコ・オペラのホフマンでも同じニクラウス役を演じたようなので楽しみにしてたんですけど、まず衣装が気に入りませんでした。ちょっと素直すぎる感じ。
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オーケストラは驚くほど素晴らしかったです。<br>
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というふうに、個々、いろいろいい点があったんですけど、一つ一つが独立しちゃってて、全体が結びついた一体感がないかんじ。例えばオーケストラは舞台の上とは切り離されて単独演奏をしてるみたい。ホフマンはホフマン、ダンサーは除いた人たちの踊りは踊りと、各部分が舞台という仮想空間上で絡み合わない、各吹き出し内部の出来事のようなんです。こういうことからだと思うんですけど、エンジョイしましたがなんか不消化感が残り、家に帰っても?という感じでした。マーク・S・ドス(Mark S. Doss)さんがバラバラな部分をつなげてたっていう感じ。彼は真のプロって言う感じで、各役目をしっかり演じて歌も安定しててよかったです。<br>
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ミューズの歌を聞いてるとなぜかやたらとお酒が飲みたくなります。飲んでるシーンが多いせいからじゃありません。「死の都」の夢のような歌を思い出させます。ピリットhttp://www.blogger.com/profile/01794715786724699831noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-9183186991153834215.post-39339074166346020762013-11-07T09:47:00.000+09:002013-11-08T12:15:49.641+09:00NSAスパイ事件その後ー1)米ハイテク産業に悪影響?エドワード・スノーデンさんがNSAのスパイ活動を告発したのが今年の6月中旬。その直後、この事件がアメリカのコンピュータ産業に対する国際的信用を傷つけ、米国製品(特にクラウド技術)離れを引き起こすなどの「米ハイテク産業に悪い影響を及ぼす」という趣旨の記事(Edward Harrison)を見たんですが、サンフランシスコの企業家/起業家/作家のウォルフ・リッチャー(Wolf Richter)氏の<a href="http://www.testosteronepit.com/home/2013/10/17/nsa-revelations-kill-ibm-hardware-sales-in-china.html">10月17日発表の記事</a>によると、その予言の一部は当たりつつあるよう。<br>
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まず10月14日に、ビッグデータを扱うためのソフトウェアを販売しているアメリカのテラデータ社(Teradeta)が、四半期の事業結果を発表。それによると、これから売り上げがさらに伸びると期待されていたアジアでの販売が21パーセント、中東とアフリカでは19パーセント、それぞれ減少。
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10月16日発表のIBM事業報告では、中国での販売が大下降。IBMのさまざまなビジネス部門のうち、バードウェア部門のシステム・技術部の収益が17パーセント減少、特にユニックス・リナックス・パワー・システム・サーバーの売り上げが38パーセント激減。<br>
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IBMのローリッジ最高財務責任者(CFO)は、「去年はハードウェアの販売が牽引力になり、全体で売り上げが19パーセント上昇したのに、今年40〜50パーセント激減したのは、中国の経済改善計画がまだはっきりしてないため」と説明。<br>
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しかし8月中旬の「上海有価債券ニュース(Shanghai Securities News)」の報道によると、エドワード・スノーデン氏が暴露したNSAスパイ事件で、「中国公安部(Ministry of Public Security)と中国閣僚レベルのリサーチセンターがアメリカのIBM,オラクル、EMC社をマーク」したと報道。IBMの苦戦はこの影響というほうが筋が通る。(*<a href="http://tropicalseaweed.blogspot.jp/2013/09/blog-post.html">こちらの記事</a>を見てくれれば理由の一つはわかるはず。「裏口=バックドア」に注目してください。)<br>
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<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh4I1A7EOeXgF6Sm0rti3GAgbwrlTjUN1S4HGk3gYEf0xWdRcTfOB3Sslnj1Fwxoxj_G7bu5sv_tBJvztR5Q_SCWVN58gh8ps6HfrP4-_r89tw5CUqsu4_RbCJkByc8YLjnvT6LmYngXcNJ/s1600/Screen+shot+2013-11-06+at+4.42.33+PM.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh4I1A7EOeXgF6Sm0rti3GAgbwrlTjUN1S4HGk3gYEf0xWdRcTfOB3Sslnj1Fwxoxj_G7bu5sv_tBJvztR5Q_SCWVN58gh8ps6HfrP4-_r89tw5CUqsu4_RbCJkByc8YLjnvT6LmYngXcNJ/s400/Screen+shot+2013-11-06+at+4.42.33+PM.png" /></a></div>IBMの株価の動き。2013年1月から11月5日まで。<br>
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NSAスパイ事件については<a href="http://tropicalseaweed.blogspot.jp/2013/06/blog-post_16.html">あっち</a>、<a href="http://tropicalseaweed.blogspot.jp/2013/07/nsa_4.html">こっち</a>で触れてきましたが、現在までにさらに深刻な情報が、英国紙やニューヨークタイムズで、いろいろ暴露されてます。日本人は人事と思ってるのか、日本の新聞社が「特定秘密保護法案」を通したい政府の顔色を伺っててわざと知らんぷりしてるのか、それとも日本の産業に与える影響が大きすぎるのを恐れてなのかわかりませんが、ほとんど一般紙で報道されていません。不思議です。<br>
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なぜアメリカのコンピュータやコミュニケーション産業が打撃をうけるかのはかなり深刻な事情があり、普通の日本人も知っておいた方がいいと思うので、その2)でわかる限り説明するつもりです。<br>
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ピリットhttp://www.blogger.com/profile/01794715786724699831noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-9183186991153834215.post-28096884572033817542013-11-02T17:30:00.002+09:002013-11-03T07:21:32.913+09:00「ニートの歩き方」と「貧乏人の逆襲:増補版」とTOEIC日本に帰ってきてすごく良い事は、いろいろな日本語の本が読めること。最近読んだ本で面白かったのはphaさんの「ニートの歩き方」。<br>
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「ニート」ってアメリカにいた頃からよく聞く言葉だったので、何だろうと思って読んだんですけど、phaさんは、一日8時間労働(実は10時間以上)で無意味に拘束される必要性を感じないとか、それを実行するために増えたり、その他のばかばかしい消費には興味がないっていう点は、日本的資本主義と阿部政権の敵。共感です。<br>
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phaさんよりか「軽症」のニート志望の方には、フランス語の勉強をお勧めします。フランス人エンジニアとたまたま電車で乗り合わせ、いろいろ話したら(英語でですけど)、一日7時間労働とか言ってました。あそこはバケーションも長いし(夏は一月)、日本語プラス何かプログラミング等のエンジニアリング関係ができれば就職できると思います。ただしフランスは、普通の日本人だと違和感を強く感じるほど、アメリカ以上に個人主義が徹底してるので、フランス映画をよく見る等の社会勉強をしてから、実地検分した方が良いです。<br>
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<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg4VIRRFMWH-XZ0jNIIqRKzEe9NM5bGOTX5ChTgDaFaAUvCmk1-4JIAz92MHe1ALx8FWhOI9ROG8gFBujBzjo_f2VECnKpxzzicEZ7AetlcqcdFUifbgJ6titrz76_ifWzeeQe2sVmtVNMA/s1600/Screen+shot+2013-11-02+at+1.26.57+AM.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg4VIRRFMWH-XZ0jNIIqRKzEe9NM5bGOTX5ChTgDaFaAUvCmk1-4JIAz92MHe1ALx8FWhOI9ROG8gFBujBzjo_f2VECnKpxzzicEZ7AetlcqcdFUifbgJ6titrz76_ifWzeeQe2sVmtVNMA/s320/Screen+shot+2013-11-02+at+1.26.57+AM.png" /></a></div><br>
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pha氏の冒頭の分析に寄ると、今、多くの人が日本で生きる事に閉塞感を感じるのは「日本の経済がまだ成長してない頃に作られたルールや価値観が生き残っていて、それがみんなを縛っているせいじゃないか(p8)」。これ、当たってると思います。阿部さんのやり方なんか、昔の高度成長経済を復活させようとしてるようで、もうちょっと違うビジョンがないのかと思います。日本の大企業(トヨタとか電気機器)は、トップがインターネットの意味を理解してないとしかいいようがありません。
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ハウツー物の本って、通常、一冊(260ページ)に一つぐらいしかいいこと言ってないけど、「ニートの歩き方」には「アリの話」を含めて5つぐらいあったので、まだ読んでない人、お薦めです。<br><br>
本の中でphaさんが推薦してる本のリストがあるんですが、そのうちの松本哉さんの「貧乏人の逆襲:増補版」を読んでみました。これ、かなり傑作、久しぶりに<a href="http://tropicalseaweed.blogspot.jp/2009/08/blog-post.html">ギャーギャー笑って</a>読んでしまいました。おなかの筋肉ひきしめには効果大、また現代の日本には考え方にバラエティがあり、許容性もあるようなので安心しました。高円寺の方にはあまり行く事ありませんが、機会があったら「素人の乱」っていうお店、是非覗いてみたいです。<br>
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ところで最近、英会話を教えようと思ってます。ビギナーでも社会人やり直し英語でも、脳活発化等の理由で英会話やってみたいとかご興味のある方、メールください。日本人の皆さんの間で評判が高いTOEICを受けてみたところ、970でした。
ピリットhttp://www.blogger.com/profile/01794715786724699831noreply@blogger.com0