サンフランシスコは、今、夏のオペラシーズン。
今シーズンの三つ目のオペラは、アリオダンテ。
ヘンデルのオペラで、長い事、上演されたことがなかったのを、今回、初めて、サンフランシスコオペラで上演するそうです。
メゾソプラノのスーザン グラハムが、タイトル役のアリオダンテ(上の写真の左側)、ソプラノのルース アン スワンソンが、ジェネルバ役(右側)。
このオペラの見所は、アメリカでは第一級のオペラ歌手である二人が、一緒に歌うアリアでしょう。二人とも大変美しい声をしています。
二人とも丁寧に歌うので、これは「オペラ」という形式の話を聞くというより、歌い手の声を、純粋に楽しむオペラです。
ソプラノにも、メゾソプラノにも、いろいろ種類がありますが、ルース アン スワンソンは、私の特に好きな声の持ち主です。曇りや影のなく、ちょっと丸みのヒントのある声。またスーザン グラハムの声も、曇りのない結晶のよう。その二人で、「玉を転がす」かのように、合唱や二重唱するのです。
3時間近いオペラなので、じっくり、楽しめます。
ビデオクリップを見つけたのでリンクしておきます。
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