2011年7月8日金曜日

海岸の白い泡、これって何?

このあいだ、ダンバートン・ブリッジ(Dumbarton Bridge)の下に広がっている、「保護区」へ行ってきました。ここもアンティオック・デューンズ・ナショナル・ワイルドライフ・レフュージと同じで、係員の付き添いなしには入場できません。

せっかく米国野生生物庁(US Fish and Wildlife Services)の人が来てくれてるんだし、質問の一つや二つはしなくちゃと、さーて、何を聞こうかな...

時期のせいか、時間のせいか、鳥の姿はゼロ。でも白い泡のようなものが波打ち際にずーっと続いてるのがだんだん気になってきます。風に飛ばされてトレールの横の草にも絡みついたまま、泡のまま固まって灰色になってるのもあります。

この白い泡は昔から気になってたなー。公害のせいかしらね...

「ハイ、ジェニファー(誰かがそう呼んでるのが聞こえたんです)、前から気になってたんだけど、あの白い泡は何なの?」

「海の水にはいろんなタンパク質が混じってるの。それが波打ち際の波の回転運動のおかげで固まってあんな泡ができるの。公害のせいじゃないのよ。」

何でも知ってるんですね。おかげで謎が解けました。すっかり気をよくした私は、「じゃあ、あの赤いのは何?」

「あれは寄生植物。ホストの植物は『ピックル・プラント(Pickle Plant)』で、赤いのはそれに寄生する『ドッダー』。」なるへそ。第二のなぞが解けました。

どんどんトレイルを歩き続けます。

途中でトレイルが、サンフランシスコ湾の干潟にまっすぐに伸びてる電線タワーの下の板の道と交差します。

「ジェニファー、この木のトレイルを歩いて行くほうが面白そうじゃない?」

「それは、電線のメインテナンスの人しか歩けないからだめよ。」

残念!

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