サンフランシスコからパロアルトにいく途中に、レッドウッド・シティ(Redwood City)っていう町があるんですが、そこがロブスター・シャック(Lobster Shack)のホームタウン。
ハイウェイ101をサンホゼ方面に南下、Wipple Blvd でハイウェイを出てそのまま、ストレートにダウンダウンに行く、道路の左側、「イン・アンド・アウト・バーガー(昨日オープンしたばかり)」の直前にあるんですが、外見の印象では、高級食材を扱うレストランのイメージがゼロ。大丈夫かな...
中に入ると、レジでオーダーしてお金を払い、それから開いてるテーブルにつくという、カフェテリア式。スタンフォード大学のカフェテリアの方が、よっぽどフォーマルな感じ。
ここまで来たら、観念して、とにかく食べてみよーっと。おなかも空いてるし...
ここによく来るといういう友達のオーダーに右ならいし、「ロブスター・ビスク」をオーダー(7ドル75セント)。(写真下)
コーヒーマグに盛ったこのビスク、えらいカジュアル、ロブスターを高級化しないところが、気に入ってきて、「こうじゃなくちゃ、ロブスターなんで気楽に楽しめない」と、お店の経営方針の正しさを直感!
金曜日のディナーにしては早めについた私たちはテーブルをとるのに、なんの苦労もなかったんですが、急にがたがたしてきたなと思って振り向くと、大きな窓越しの向こう側には、長い列ができてるじゃないですか。
マグが空になった頃、殻からとりだしてマヨネーズで合えた風の、「ネイクド・ロブスター・ロール(Naked Lobster Roll (18ドル50セント)」が。これが、歯ごたえも、香りも、色も新鮮で、だからこそ美味のロブスター! (写真下)
今まで、ロブスターを特においしいと思った事はなかった私ですが、生きたロブスターのゆで方を心得てる人がゆでたロブスターを、これほどカジュアルに、食べた事がなかったからに違い無し。
ネイクド・ロブスター・ロール、本当は、フレンチフライがついてくるんですが、カロリーをやたら取りたくないので、コールスローに変更してもらいました。干しぶどうが入っている、ちょっと甘い、私好み風コールスロー。
ご主人のラッセルさんは、ボストンで、ロブスターの輸出業に従事。友達の紹介で、サンフランシスコ・ベイ・エリアの女性と知り合い、数ヶ月後に結婚、生まれ故郷のボストンを引き払って、2006年に、レッドウッド・シティに引っ越してきたそうな。
そこで思いついたのが、自分の知識と経験を生かせる、メインロブスターのお店。ロブスターの専門店のないサンフランシスコ・ベイ・エリアで、これが、ヒットしたというわけです。
東海岸から空輸されるロブスターを、サンフランシスコ空港へ取りに行くのはラッセルさんの役目。
家族のメンバーで営業している店では、お客さんのオーダーが入ってから、タンクに入ったロブスターを捕まえて調理するとのこと。
私の友達は、本当に常連らしく、車の窓越しから、外に出てるラッセルさんと、帰り際にひとしきりおしゃべり。開店祝い中の「イン・アンド・アウト・バーガー」のお客さんが、ロブスター・シャックの駐車場を占領してしまわないよう、駐車場の見張りと、車の整理をしてる、ああそうか、大変だね等々、話してました。
ロブスターを高級料理にせず、カジュアルに、食べさせるこのお店、気に入りました。
ロブスターが好きな人、ロブスターに興味はないけど、試してもいいという人は、ハイウェイ101を、南に下る価値、おおあり。
2 件のコメント:
ピリットさん、はじめまして。
このロブスターやさんすごく美味しそうですね!気軽に立ち寄れる感じが素敵。近いうちに行ってみようと思います。
情報シェアしてくださってありがとうございます。
shinishimoさん、
コメントどうもありがとうございます。私も実はせ先週行ってきました。ビスクは"must order"、でもカップサイズで十分です。ちょっとブログの情報が不十分だったので、追加情報を入れときました。それでは楽しい旅を続けてくださいね。
ピリット
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