2008年5月1日木曜日

東京のバター不足、サンフランシスコのお米購入制限?

ケーキを生まれて初めて焼こうとした都内の女性が、スーパーでバターが買えずに呆れ困ったそうで...

というだけならそれほどびっくりじゃないんでが、このニュース、実は、オーストラリアの新聞に4月21日付けで出た東京発のニュースで、メルボルンの読者が、北米のサイトにポーストしたのを見た、 在 サンフランシスコ の私がピックアップして、「まさか、今はもうこんな状態じゃないでしょ?」と、思ってるんですが... 

4月の中旬、東京のイトーヨーカ堂スーパーでは、バターの在庫がゼロだったそうです。

今年の1月、私は日本にいたのですが、そのとき、オーストラリアからの輸入チーズの値段が上がりすぎて採算が合わなくなり、「チーズファクトリー」が倒産したのを思い出しました。

デパートのケーキ売り場が目に浮かびます。ケーキは一つ580円ぐらいでしたが、もし今も潜在的にバター・チーズ不足なら、もう値上げされてますね。

東京がバターなら、サンフランシスコでは、お米。COSTCOで、初めて、お米購入制限が出て一週間たちました。

COSTCO (私達、カスコって読んでます)は東京の幕張にもあるらしいですが、消費者や飲食店向けの卸売り店。冷蔵庫からトイレットペーパー、生花からパンツまで買えるお店です。

そのCOSTCOのお米の棚に、「一人一袋」との注意書きが出現したときは、ニュースでも、大きく報道されました。

今回はインド人の好む、バスマティ米が対象ですが、ちょうどお米が切れたので、私も日本米の大きいのを一つ買ってきました。

この「サービス産業」の時代、継子扱いされていた農作物というか、「物」というか、その復讐が、じわじわっと始まったのでしょうか。

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