2013年11月2日土曜日

「ニートの歩き方」と「貧乏人の逆襲:増補版」とTOEIC

日本に帰ってきてすごく良い事は、いろいろな日本語の本が読めること。最近読んだ本で面白かったのはphaさんの「ニートの歩き方」。

「ニート」ってアメリカにいた頃からよく聞く言葉だったので、何だろうと思って読んだんですけど、phaさんは、一日8時間労働(実は10時間以上)で無意味に拘束される必要性を感じないとか、それを実行するために増えたり、その他のばかばかしい消費には興味がないっていう点は、日本的資本主義と阿部政権の敵。共感です。

phaさんよりか「軽症」のニート志望の方には、フランス語の勉強をお勧めします。フランス人エンジニアとたまたま電車で乗り合わせ、いろいろ話したら(英語でですけど)、一日7時間労働とか言ってました。あそこはバケーションも長いし(夏は一月)、日本語プラス何かプログラミング等のエンジニアリング関係ができれば就職できると思います。ただしフランスは、普通の日本人だと違和感を強く感じるほど、アメリカ以上に個人主義が徹底してるので、フランス映画をよく見る等の社会勉強をしてから、実地検分した方が良いです。



pha氏の冒頭の分析に寄ると、今、多くの人が日本で生きる事に閉塞感を感じるのは「日本の経済がまだ成長してない頃に作られたルールや価値観が生き残っていて、それがみんなを縛っているせいじゃないか(p8)」。これ、当たってると思います。阿部さんのやり方なんか、昔の高度成長経済を復活させようとしてるようで、もうちょっと違うビジョンがないのかと思います。日本の大企業(トヨタとか電気機器)は、トップがインターネットの意味を理解してないとしかいいようがありません。

ハウツー物の本って、通常、一冊(260ページ)に一つぐらいしかいいこと言ってないけど、「ニートの歩き方」には「アリの話」を含めて5つぐらいあったので、まだ読んでない人、お薦めです。

本の中でphaさんが推薦してる本のリストがあるんですが、そのうちの松本哉さんの「貧乏人の逆襲:増補版」を読んでみました。これ、かなり傑作、久しぶりにギャーギャー笑って読んでしまいました。おなかの筋肉ひきしめには効果大、また現代の日本には考え方にバラエティがあり、許容性もあるようなので安心しました。高円寺の方にはあまり行く事ありませんが、機会があったら「素人の乱」っていうお店、是非覗いてみたいです。

ところで最近、英会話を教えようと思ってます。ビギナーでも社会人やり直し英語でも、脳活発化等の理由で英会話やってみたいとかご興味のある方、メールください。日本人の皆さんの間で評判が高いTOEICを受けてみたところ、970でした。

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