2012年4月23日月曜日

デ・ヤングの「ジャン=ポール・ガルティエ」ショー

デ・ヤング美術館(De Young Museum)の、ファッション・デザイナー、ジャン=ポール・ガルティエ(Jean Paul Gratier)展というか、ショーはお薦め。

入場して角をまがるとすぐにジャン=ポールが、彼の最愛のミューズである、美しいモデルさんのとなりでご挨拶。ミューズはジャン=ポールを見たり、私を見たり、笑わないように唇をキッと閉めたりするので、初めは人間かと思っちゃうほど。

すぐに彼のシグネチャー・ファッションの展示が、続きます。一つ一つのガウンがストーリーを語る初期のデザイン。

マドンナが、コンサートで着た下着コスチュームは、ガルティエのデザインとは知りませんでしたが、彼女が実際に着用したものの他に、男性用のコルセットやコルセット・ガウンなど、ジェンダーベンダー物が続きます。彼女のコスチュームが、ファッションの世界を揺るがせるほど大きな影響を与えるとは思っても無かったマドンナ、「すごく驚いちゃったわよ。」

写真:秘密の会話中の男性マネキン一組と鏡。

いたずらファッションの元祖的存在でもあります。
写真:着てると裸に見えるドレス。ナオミ・キャンベルのは暗くて写真が撮れませんでした。

近い将来、マネキンは唄を歌ったり、笑ったりするようになるんでしょうね。マネキンや人形の未来を伺わせる展覧会でもあります。

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