2010年12月25日土曜日

今年最後のブログ: ダンジョネス蟹と映画、「黒鳥」

日本への渡りの日が近づいてきたんで、今年はこれが最後のサンフランシスコ発。

年末の締めくくりとして、サンフランシスコ名物のダンジョネス蟹(Dungeness Crab)を食べる事にしました。
近所の魚屋さんへ行って、元気良さそうなのを2匹購入。今年は蟹がこぶりですが、エラく安価。後ろの蟹の方が元気で、写真を撮ろうとすると立ち上がって写真のようなポーズ。



いつもは沸騰するお湯の中でゆでるんですが、今年は、蒸すことにしました。

生き物を殺生することになるので、無駄な食べ方はしませんという誓いと、感謝の気持ちで心を100パーセントいっぱいにして、おなべに、背中を下にして入れます。

中国人は、ゆでるとき、ヒネショウガの荒せんぎりをおなかの上にのせてから紹興酒を振りかけてますが、私は、きれいに洗ってから、ただの素蒸し。15分ちょっと蒸します。美しい、真っ赤な色になります。


ソースは使いません。ほのかに甘い、ダンジョネスの肉を楽しみます。

映画「黒鳥(Black Swan)」

ナタリー・ポートマン(Natalie Portman)が主役のダンサーを演じます。「白鳥の湖」のオデッタ/オディールに抜擢された彼女が、黒鳥を踊るにふさわしくなるまでの成長を描いたサイコ(精神)ドラマ。主役に抜擢された人には、敵あり、迷いあり、いやがらせを受けたり、自分が小さく見えたり、まわりに迷惑かけながら、黒鳥を踊れる自分を創っていくという話。

こういうこと、会社でもしょっちゅう+頻繁にあるので、そういうパースペクティブで見れば、新入社員にはオリエンテーションにはなるかも。でも解決策は提示されません。



映画の宣伝用トレイラーをリンクしておきます。

映画が始まるとすぐにリンカーンセンターが出てくるのでニューヨーク・シティ・バレエが舞台でしょう。ディレクターを演じる人が、マーク・モリス(Mark Morris)にそっくりなので、可笑しくなりました。

サスペンスと思ってゆくとがっかりすると思いますが、確かにヒッチコック的クラッシックなところあり。ところで一番最後なんですが、もう終りかと思って注意を払わなかったら、わけのわからない結末になってました。一緒にいった友達に聞いたんですが、私と一緒に立ち上がり、見てなかったんでわからないから教えてくれって、アメリカ人のくせに言うんです。知ってる人、教えてください。

追加: ナタリー・ポートマンは子どもの頃、バレエを習ってたそうです。この映画の撮影に入る一年前からバレエの練習を始めたそうです。

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