2008年9月11日木曜日

お勧め!  チヒューリの展覧会

ゴールデンゲートパークのデ・ヤング・ミュージアムで行われている、チヒューリ(Dale Chihuly)のガラスの展覧会は、もう Highlyお勧めです!

もともと手製のガラスのお皿とかグラスや花瓶なんか好きなんですが、チヒュリーの作品は、食器とか花瓶などの工芸の世界から、造形と幻想の世界に、ある日に踏み入り、以来そこにとどまっているという感じです。

チヒュリーの幻想の世界へは、縮小に開発の主眼がおかれているテクノロジーの世界とは逆方向というか。

チヒュリーの幻想の世界に入ってゆくと、まわりの物がだんだん大きくなり、私たちのサイズが小さくなってゆくような錯覚にとらわれます。気がつくと、いつのまにか、深海の底を散歩していて、ジェリーフィッシュ(くらげ)が頭の上を泳いでいくのを見上げるような感覚になったり、海底のいろいろな生物を、私たちが、安全な距離圏から見ているような気がしてきます。また、「今、ハイキングしているのは、スーパーマンの生まれ故郷の惑星だったんだな」って思うような作品もあります。



この陽気な作品を、私は「宝船」と呼んでます。これだけで8畳間がいっぱいになる大きさです。(www.chihuly.com)

チヒューリの作品の一部は、プレシデオの隣のリンカーバークにある、リージョン・オブ・オナーにも展示されてます。(下)左に背中が見えるのは、世界に三つあるオリジナルの一つである、ロダンの「考える人」です。




デ・ヤングに展示されている作品の一部は、ここで見られます

9月28日までです。

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