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2013年3月17日日曜日

2013年、サンフランシスコ・バレエのプログラム3

2013年サンフランシスコ・バレエのプログラム3で、最初の二つ、「不思議な場所への案内書(Guide to Strange Places)」と「かっこいい男(Beaux)」は去年発表された作品。

マーク・モリス(Mark Morris)の「かっこいい男」はよくなってました。ちょこちょこした動きを取り除いてシンプルにしたのかもしれません。のびのびとした印象を受けます。踊り手は全部男でオレンジやピンクが基調のボディスーツを着てるんですけど、各ダンサーがカラフルなコスチュームに馴染んできた感じ。踊りもリラックスしてて可愛く、今回は、プログラム中で一番良かったです。



「不思議な場所への案内書」はニューヨークの夜のハイウェイとか、「ウェストサイド・ストーリー」を思い起こさせる、アスレティックなピース。アッシュレー・ページ(Ashly Page)という人の作品。最近、「シンデレラ」というストーリー・バレエを創作したそうなんで、機会があったら見たいです。



最後はユーリ(Yuri Possokhov)の作品。今年がストラビンスキーの「春の祭典」初演100周年記念にあたり、それを記念してユーリが「春の祭典」の振付けに挑戦。

人身御供を捧げる部族の祭を描いたのが「春の祭典」だっていうのを、今回始めて知りました。

白地に若草色の模様がついてるコスチュームが、動きにあわせてゆらゆらゆれる感じが命の芽生える春らしく、さわやかで気に入りました。

ただ、部族のなかから人身御供を選ぶ年寄りを悪役としてしまうユーリの解釈が好きじゃありません。悪意からではなく、部族のために年寄りは人身御供するんですから、「にもかかわらず」今と違ってもっと生き生きとした古代人がいたというような、違った描き方があったんじゃないかなぁ。

2013年3月9日土曜日

真珠の耳飾りの少女は今、サンフランシスコ

サンフランシスコのデ・ヤング美術館で、今、「レンブラントの世紀(Rembrant's Century)」という展覧会をやってます。

レンブラントのエッチングを、他の作者のと並行して見せてるんですが、あまりゆっくり見すぎたせいで、閉館時間になり、最後の方の油絵はさーっとしか見られなくて残念でした。

その最後の方に、「真珠の耳飾りの少女」がいるじゃないですか。12月頃まで東京にいたと思いますが、その後、サンフランシスコに来てたんですね。



2007年のリーマン・ショックで、ギリシャを始め、欧州連合が財政危機に陥り、財政には手堅いオランダも深刻なとばっちりをうけてるようですが、フェルメールやレンブラント等の名画を持ってる限り、なんとかなるんでしょうね。

「真珠の耳飾りの少女」がどうして描かれたかという映画ができたのは10年くらい前ですが、以来、彼女の人気が急上昇、おかげで彼女に外国巡りをしてもらって、オランダはしっかり外貨を稼いでいるようです。

なお上の写真は、ポスターを私が写真に撮ったものです。

2012年10月29日月曜日

SFで最高のヨガのクラス

ヨガを始めたのには二つの動機が...

その1)母親が高齢者用のヨガを始めてから急に元気になったこと。2〜3ヶ月もしないうちに、電話で話す声につやが。新しい友達できてよかったね、と思ってました。電話の声がさらに元気になってきたので、「お母さん、ヨガで一体、何してるの?」と、ついに根掘り葉掘り。

「なにしてるって...」と、電話での私の追求にたじたじとしながら、一生懸命、説明。「テニスボールを椅子の背と背中ではさんで、ころがしたりするわよ」というのは分かりましたが、あとはさっぱり要領を得ません。

大学にいたとき、ヨガを体操のクラスでとり、「木のポーズ」や「死んだ魚のポーズ」とかやりました。当時タバコを吸ってたんですが、タバコを吸ったあとヨガをやると、いつも決まってものすごーく気持ち悪くなるのに気づき、ヨガってすごいなと思いました。でもタバコはやめられませーんと、ヨガのクラスをドロップしたんです。(注:なお、タバコはその後やめました。)

その2)一年半ぐらい前、友達にヨガに誘われて参加、ルーティーンらしきものをやったら、たいした事なさそうなのに息が切れてヒーヒー、体力が激しく落ちてるのを自覚。

日本からサンフランシスコへ帰ってきた翌日。ヨガが時差ぼけに効果があるかどうか興味をもち、再び参加。結果は、驚きの「効くー!」 いつもは最低三日は苦しむんですけど、ヨガをやった翌日から時差ぼけほとんど解消! こうして週一の「ヨガ」の信者になりました。

私の参加しているヨガのすごーい点は、まず、その会場。荘厳なゴチック教会で高い天井の会場に入ると、自然に現世が遠のき、目がぐるりにめぐらされたステンドグラスへ。心が広がります。午後7時に時刻をつげる鐘の音がお腹の底に響きわたるとき、除夜の鐘ではないけれど、思わず両手を合わせて合掌。


すごい点、その2は音楽の伴奏。ネパールの2メートルくらいある大笛や、シンギングボール(singing bowl)等を奏でるミュージシャンが毎週、交替でやってきてヨガをやってる最中、音楽をかなでてくれます。
写真:シンギングボール。

以前の好みはネパール大笛(下の写真ですけど、この楽器、なんという名前か知ってる人がいたら教えてね)だったんですが、最近の好みはハープのような楽器とバイオリンの二重奏(下の2枚目の写真)。思わず聞き惚れます。ハープをやってる人は美しい声の持ち主で歌も唄います。ホスピスでボランティアもしてるそうです(アメリカのボランティアは日本と違い、本当のボランティアで無償。)

このヨガのクラスは、毎週、火曜日にサンフランシスコ市内のあちこちで行われてる、「寄付金ベース」のヨガのクラスの一つ。参加者が参加する毎に寄付金を出します。普通のクラスだと一回平均10ドル前後なので、そのぐらいがメド。もちろんもっと出す人もいます。寄付金は、ヨガの先生と、ミュージシャンと、場所を提供してる教会で分配。寄付金ベースは、行かない、もしくは行けない日は払わなくてもいいので参加者には便利。

このヨガのクラス、最近はさまざまな新聞で取り上げられたりしてて有名になり、大盛況。参加者は、私が初めて参加したころに比べると、2倍半にはなってるし、現在も増加中。

私にとっては、鐘の音とともに、生涯忘れる事の出来ないヨガのクラスとなりました。これからも健闘を祈ります。

2012年10月25日木曜日

「Everything must go!」ガレージセール!

10月6日(土)と7日(日)、そして10月13日(土)に、ミッションで初めてで最後の、私主催の「EVERYTHINK MUST GO!」ガレージセールを開催。いよいよ日本帰国を前に、残ってるものすべて売りつくし!

ガレージセール経験者のスチュワートのアドバイスで、近くのお店でコーヒーを買って、20ドル札をくずしておき、一ドル札と5ドル札とクォーター(25セント)のおつりをたっぷりジーンズのポケットに用意。表面にマジックインキで字のかけるテープも必需品。値段を書いて、売り物へペタッ!
 
写真:6日と7日は忙しくて写真を取るのを忘れてしまって残念。13日の正午すぎ。潜在客は食事中らしく閑古鳥が泣く。そうだ、写真を撮らなくっちゃ!

スチュワートの二つ目のアドバイスは、朝8時半に開店(「えぇ〜。そんなに朝早くから?」)ところがこのアドバイス、すごい有効でした。お客さん、結構早起き。

三つ目のアドバイスは、「クレイグス・リスト(Craig's List)」という、サンフランシスコ生まれ、今は全米(そしてインターナショナル)に広がったサイトへ、ガレージセールの案内を木曜日から掲載。効ありで、ダウンのスリーピングバッグをお目当てに、カップルが朝8時半に一番のり。この他、日本人の群がるサイトへも出したのですが、効果はなかったようです。当日は、近くの四つ角の電柱に、ガレージセールの場所と時間を書いた紙をペタッ。

間違って無使用の「iPod」を5ドルで売っちゃったり、誰かが私のヨガ用の厚目のNIKEのパンツを、1ドルで売っちゃったり。ジーザス!でも大成功でした。


ガレージセールの良いところは、今まで見た事も、話した事もない近所の人と知り合いになれること。都会には、忙しくて孤独な独身がいっぱい。それがガレージセールで「あいつなら友達になってもいいかな」と思うと、アメリカ人は自己紹介するために、積極的に挨拶してきます。そんな一人に、30年くらい前に制作されたオーストラリア製の世界地図を2ドルで「あげ」ました。南極が上になってるので、世界が逆さま(写真にとっとけばよかった!)に描かれているのが面白い地図。さらに「ソビエト連邦」とか、今はなくなった国がしっかり書き込まれてるので、「これはアンティークだから大事にしてよ。」

こんなに面白そうな人たちに会えるなら、もっとはやくガレージセールをやればよかったな...

2011年12月7日水曜日

SFMOMA のフランセスカ・ウッドマン写真展

フランセスカ・ウッドマン(Francesca Woodman)写真展。

久しぶりに、写真を撮ったその時の作者と、心の会話をかわしながら見た写真展でした。

フランセスカが抱えていた「女」という問題、どうしたら解決の糸口が見つかるのか探る楽しみとか、謎の深さにくたびれたりとか、彼女とほぼ同時代に自問、他問したからでしょう。

「自問する」と「他問する」っていうのを形にすると、こういうふうになるという展覧会。

2010年代に、体力と知的吸収力の頂点(注:思考力ではありまセン)を迎えている女性やその他の人たちとは、ちょっと違った「女という『問題』」だったと思います。彼女の、ひるむことない問題の追求の仕方の力強さ、わからないことをわからないこととして提示し続ける正直さ、強く訴えるところがあるんでしょう。サンフランシスコの写真展にしては、珍しく混んでました。

写真の対象は、22才で命を断った芸術家、彼女自身。最後の方に展示してあった腕の写真の、肩から腕を経て指までの形、他の腕の指で押した二の腕のへこみの造形が面白く、光り輝く作品でした。

自分の女性というボディを媒介に、自由自在に変わる「形」の美しさと面白さ、そして女という「形」に、執拗についてまわる「意味」の不思議さと理不尽さにこだわりながら、生き急いだ生涯だったと思います。


フランセスカの写真が見られるウェブページをリンクしておきます。ここに出ているのは、最後の一つを除いて、全部、出展されてました。

この写真展は強くお薦めです。

SFMOMAのページをリンクしておきます。

2011年8月14日日曜日

バーナル・ハイツのガレージセール・デイ: がらくた論

坂で有名なサンフランシスコには、丘が七つか八つくらいありますが、バーナル・ハイツ(Bernal Heights)はその一つ。丘のてっぺんにはバーナル・ハイツ公園があります。ここから見るサンフランシスコの眺望は、サンフランシスコ一の絶景。

観光バスがツィンピーク(Twin Peaks)に行くのは、多分、大型バスでてっぺんまで行けるから。バーナル・ハイツ公園から見るサンフランシスコは、ツインピークの「はるかーな展望」とは違って、足元にダウンタウンが超リアルに迫る3D。

ふもとから公園まで住宅がひしぎあうこのバーナル・ハイツでは、年に一回、地域全体でまとめて行うガレージセールが開かれます。参加する、しないは各家庭、個人の自由。

参加する人は当日、自宅の前の歩道にデスクを持ち出し、一年間ためておいた不要品を思い思いに陳列。趣味の悪いのもいれば、センスのいいのもあります。着なくなった服や子供のおもちゃ、読んでしまった本、机、棚、旅行用ラッゲージなどの粗大ゴミ、その他もろもろを捨て値で売って片付けるには良いチャンス。麦わら帽をかぶり、椅子に座って、本を読んだり、音楽を聞きながら店番。

昼近くにファーマーズ・マーケットへ行く途中で、コミュニティー・ガレージセールが今日なのに気づいた私、帰路までにはめぼしいものはすでに売られてしまったようですが、写真を数枚、アップロードしておきます。

人の売り出すものを見るのも面白いもの。こんな光景があちこちに。
すてきな女性用トップ。
よくまあ、がらくたをそろえたもの。自分の事はさておき、私のがらくた論を展開すると、:1)お金がちょっとでも余ると、ジャンク(junk がらくた)を買っちゃうんだねー。皆、お金が無い、無いって言うけど、発展途上国に比べるとありすぎるんじゃないの? 要するに、地球レベルの無駄が発生してる。2)それとも、貧乏人は生活に追われ、お金を貯めて大きな買いもをするというのが不可能。で、ちょっとでもお金が余れば、気晴らしにこういうジャンクに使っちゃう。う〜ん、両方とも正解でしょう。


バナナの鉢も、ゲイメン向けポースターも、ブラジルの国旗も売り物。塀のなかは本や食器やアクセサリーでいっぱいでした。ステレオがんがんで、ガレージセール兼ダンスパーティが進行中。
バーナル・ハイツのガレージセールは、地域総出のリサイクル・パーティ。近所の人たちと久しぶりにおしゃべりしたり、通りがかりの人たちと顔見知りになる機会でもあります。






2010年12月25日土曜日

今年最後のブログ: ダンジョネス蟹と映画、「黒鳥」

日本への渡りの日が近づいてきたんで、今年はこれが最後のサンフランシスコ発。

年末の締めくくりとして、サンフランシスコ名物のダンジョネス蟹(Dungeness Crab)を食べる事にしました。
近所の魚屋さんへ行って、元気良さそうなのを2匹購入。今年は蟹がこぶりですが、エラく安価。後ろの蟹の方が元気で、写真を撮ろうとすると立ち上がって写真のようなポーズ。



いつもは沸騰するお湯の中でゆでるんですが、今年は、蒸すことにしました。

生き物を殺生することになるので、無駄な食べ方はしませんという誓いと、感謝の気持ちで心を100パーセントいっぱいにして、おなべに、背中を下にして入れます。

中国人は、ゆでるとき、ヒネショウガの荒せんぎりをおなかの上にのせてから紹興酒を振りかけてますが、私は、きれいに洗ってから、ただの素蒸し。15分ちょっと蒸します。美しい、真っ赤な色になります。


ソースは使いません。ほのかに甘い、ダンジョネスの肉を楽しみます。

映画「黒鳥(Black Swan)」

ナタリー・ポートマン(Natalie Portman)が主役のダンサーを演じます。「白鳥の湖」のオデッタ/オディールに抜擢された彼女が、黒鳥を踊るにふさわしくなるまでの成長を描いたサイコ(精神)ドラマ。主役に抜擢された人には、敵あり、迷いあり、いやがらせを受けたり、自分が小さく見えたり、まわりに迷惑かけながら、黒鳥を踊れる自分を創っていくという話。

こういうこと、会社でもしょっちゅう+頻繁にあるので、そういうパースペクティブで見れば、新入社員にはオリエンテーションにはなるかも。でも解決策は提示されません。



映画の宣伝用トレイラーをリンクしておきます。

映画が始まるとすぐにリンカーンセンターが出てくるのでニューヨーク・シティ・バレエが舞台でしょう。ディレクターを演じる人が、マーク・モリス(Mark Morris)にそっくりなので、可笑しくなりました。

サスペンスと思ってゆくとがっかりすると思いますが、確かにヒッチコック的クラッシックなところあり。ところで一番最後なんですが、もう終りかと思って注意を払わなかったら、わけのわからない結末になってました。一緒にいった友達に聞いたんですが、私と一緒に立ち上がり、見てなかったんでわからないから教えてくれって、アメリカ人のくせに言うんです。知ってる人、教えてください。

追加: ナタリー・ポートマンは子どもの頃、バレエを習ってたそうです。この映画の撮影に入る一年前からバレエの練習を始めたそうです。

2008年8月17日日曜日

フィッシャマンズ・ワーフへ蟹を食べに

フィッシュマンズワーフへは、Muniを使って行くのがベスト。

バート(BART)のエンバカデーロ駅で降りる。地上に出ると、傘の形をしたテント群がみえてくる。週末に開かれる、ファーマーズマーケットと、それを囲む、街頭ショップの群れだ。土曜日の方が盛況。

水彩画やジュエリー、Tシャツなど、いろいろな手作り品を売っているのが、街頭ショップ。

フェリービルディグの周りがファーマーズマーケット。いろいろな有機農法野菜や果物のお店が並ぶ。花屋のまわりはよい匂いが一杯だ。



フェリービルディングを回って裏に出ると、さらにサラダ野菜やキノコ、木の実や、お日様のもとで育った鶏や、ヤギなどの肉を売ってるお店が、サンフランシスコ湾まで、びっしり並ぶ。ピーチやネクタリンのサンプルをつまみながら、各テント店をぐるりとまわると結構時間がたつ。

普通だったら、ノースビーチの有名店、「ピストーラ」の出店や、フェリービルディングのお店で、サンフランシスコ湾を見ながらの昼食だが、今日は、フィッシャマンズ・ワーフでゆで蟹を食べる予定なので、我慢して、フェリービルディグを後にする。

フェリービルディングの中央(時計台の下)の横断歩道の左手に、市内電車の屋根付き駅が見える。フィッシャマンズ・ワーフへ行くためにあるような電車で、路線名は「F」。

蟹を食べるのが目的なので、ピア39(Pier 39)ではなくて、その次の駅で降りる。そのまま進行方向へ5分くらい歩くてゆくと、「Fisherman's Wharf」の看板が左手に見える(下)。道路をはさんで左側にゆで蟹を売っているお店が歩道に並んでいる。

フィッシャマンズ・ワーフではこれがまじで一番、美味しい。




蟹を食べる前に、手は是非、洗いたい。

「Fisherman's Wharf」の看板のすぐ横は駐車場。看板から5メートルくらいの駐車場の敷地内に公共トイレがあるので、そこで手を洗う。

ゆで蟹は三人で二匹ぐらいの目安で買うとよいと思います。一匹、だいたい15ドルくらい。クレジットカードでもオッケー。丸パンは大きいので1ドル50セントくらいなので、欲しかったら買うが、どちらでもよい。

ゆでカニ家さんが「持って帰るのか、ここで食べるのか」と聞いてくるから、「Here」というと、蟹をたたいて割って紙のお皿に乗っけてくれる。レモンとケッチャップ色のソース付きだ。

どこで食べてもいいのだけども、私はヨットハーバーのベンチで食べる。「ALLIOTO 8」のお店の横に「TO BOAT」とか書かれた木のドアがあるから、そこからハーバーに出る。右の方に歩いてゆくとベンチがある。天気がいいときは最高だ。ベンチ数は激少してるが、この場所を知ってる人は少ないので、トライする価値あり。

はっきり言って、レストランで食べるお料理より、シンプルなまるごとゆでガニが、味の点でも、満足感でも断突と、私を訪問中の親戚も、言ってました。

2008年5月1日木曜日

東京のバター不足、サンフランシスコのお米購入制限?

ケーキを生まれて初めて焼こうとした都内の女性が、スーパーでバターが買えずに呆れ困ったそうで...

というだけならそれほどびっくりじゃないんでが、このニュース、実は、オーストラリアの新聞に4月21日付けで出た東京発のニュースで、メルボルンの読者が、北米のサイトにポーストしたのを見た、 在 サンフランシスコ の私がピックアップして、「まさか、今はもうこんな状態じゃないでしょ?」と、思ってるんですが... 

4月の中旬、東京のイトーヨーカ堂スーパーでは、バターの在庫がゼロだったそうです。

今年の1月、私は日本にいたのですが、そのとき、オーストラリアからの輸入チーズの値段が上がりすぎて採算が合わなくなり、「チーズファクトリー」が倒産したのを思い出しました。

デパートのケーキ売り場が目に浮かびます。ケーキは一つ580円ぐらいでしたが、もし今も潜在的にバター・チーズ不足なら、もう値上げされてますね。

東京がバターなら、サンフランシスコでは、お米。COSTCOで、初めて、お米購入制限が出て一週間たちました。

COSTCO (私達、カスコって読んでます)は東京の幕張にもあるらしいですが、消費者や飲食店向けの卸売り店。冷蔵庫からトイレットペーパー、生花からパンツまで買えるお店です。

そのCOSTCOのお米の棚に、「一人一袋」との注意書きが出現したときは、ニュースでも、大きく報道されました。

今回はインド人の好む、バスマティ米が対象ですが、ちょうどお米が切れたので、私も日本米の大きいのを一つ買ってきました。

この「サービス産業」の時代、継子扱いされていた農作物というか、「物」というか、その復讐が、じわじわっと始まったのでしょうか。

2008年4月19日土曜日

近所のお店:「826 Valencia」  その3  由来というか


よく正体がわからないままにある日、友達に、このお店のことを話してみると...

「あれはデイブ エガーズっていうベストセラー作家が作った場所だよ。

「彼が高校生のとき、一週間も間を開かずに、両親が立て続けに死んで、兄弟三人で、ミッドウェストからカリフォルニアに出てきたんだ。

長男だったデーブは、弟たちの面倒をみようといろいろするんだよ。なんとか義務教育を終わらせようとしてさ、しかし、みんな子供なので、学校に行ったり、行かなかったり...

その生活を本に書いたところ、それが全米で大ヒットしたんだ。

「あの場所は18才までの、文章を書きたい子供に、文章の書き方を無料で教える、ノンプロフィットのグループなんだよ。」 

確かに、子供たちが店内をうろちょろ走っていた。

都市区画法により、あの場所は店舗を開かなくてはいけない場所、始めは仕方なく、前面に店の体裁を構えたそうです。そして「ピレートショップ(Pirate Shop=海賊ショップ!)と名づけたところ、これがエラくうけた。

この店ではない店内を横切ってカーテンの裏にまわると、大きな机があって、それを囲んで坐っている子供たちが、足をぶらぶらさせながら、何かを書いているのが見えます。 

注: 写真では引き出しのついた壁が白くなってますが、これはフラッシュのため。本当は引き出しと同じ、暗い焦茶です。

注2: 今じゃ、826 Valencia はニューヨークにもボストンにもあるそうです。

近所のお店:「826 Valencia」 その2 店内

店内はちょっと暗い。

最初に目に入ったのが、直径80センチくらいもある、ステンレスの容器。

底に白い変なものが固まってる。ラードみたいだけど、何でこんなものがあるの? 

しばらくすると、壁には、大小の引き出しみたいのがついているのに気づく。ただの飾りかなあ。でいったい、このお店、何を売ってるんだろう? 

試しに、引き出しの取っ手を引っ張ってみると、スルスルと開くじゃないですか。空の小ビンが、ビロード敷きの底に10個くらいころがっている。値段は付いてない。フーン。 次の引き出しにはガラス玉がジャラジャラ... これは買う人がいるかも。

次々と引き出しを開けてゆく。10センチぐらいに切った紐のたばとか、おもちゃの安竹笛とか、本物かどうかはわからない、切り落とした長いひげの束、使い道の分からない物、とても売り物とは思えない、珍奇なものばかり。

店の奥にはカゴとか、棚とかに、ビンとか海図などが置いてあって、「海賊のいない海賊船のような」雰囲気。

小さな本棚が三つぐらい、いっそう暗い物陰に置いてある。学校で作った文集のような本がちょろちょろとならんでる。古い活字を使ってる。そうか、そうか、ここは本屋かと、やっと独り合点という安心をして、店をでる。

やっぱり腑に落ちないので、お店の正体と、引き出しの中身をチェックするため、以降、ときどき立ち寄る。

2008年4月18日金曜日

近所のお店:「826 Valencia」 その1 お店?

「826 VALENCEIA」というのは住所兼名前の、「お店」というか、なんというか... 両隣りも含めて、バレンシア通りをキャラクタライズしてる面白い「場所」です。

外装: 店名の上の白壁に、部屋の見取り図か、厩舎の案内図のようなナゾの絵が描いてあって、通り過ぎるときは、必ず見あげてしまいます。

店名の下はウィンドウになってて、2ヶ月おきくらいに、展示物が変わります。上手というわけではないのが多いんですが、全体で物語を語るような、物語風の展示なので、必ずチェックしてゆく、気になる、サンフランシスコはバレンシアの店頭展示です。 ー 続き ー




2008年4月13日日曜日

近所のコーヒーショップ

リチュアル コーヒー (Ritual Coffee) という名の、サンフランシスコで、一番美味のコーヒー屋です。

3年くらい前にできたんですが、あれよあれよというまに、有名になりました。

行く度に、トイレ掃除のお兄さんと、トイレですれ違うので、使用直前に清潔になってるトイレに感謝しようと思い、「サンキュー」と言ったんですが、ある日、そのお兄さんが、コーヒー豆のローストをしながら出来具合をチョックしているのを見て初めて、「このお兄さんがオーナーなんだな」ってことに気づきました。

オーナーが、皆が一番嫌がる仕事をしてるのも気に入りましたが、ここのスペシャルブレンド(豆)は、買って飲む価値あり。壁はモダーンアートが飾ってあって、月一で変わります。多分、地元のアーティストの作品だと思います。

ラテをオーダーすると、以前はコーヒーの表面に、クリームで葉っぱの絵を描いてくれましたが、今はそんな暇はないんじゃないかな。「エクスプレッソ競技会があるので本日休業」なんて看板がかかっていた頃が懐かしいです。

ロースト・ウィークエンド・ビデオ(Lost Weekend Video)という貸ビデオ屋さんの隣。このビデオ屋の名前も、サンフランシスコらしくて、気に入ってます。

場所は、On Valencia Street で、 21st Street と Hill Street の間に位置してます。  

2008年4月12日土曜日

今年一番の暑さという予想!

春が始まったばかりなのに、外は暑い!
サンフランシスコの第三のチャイナタウンと私が呼んでる場所で、朝のお買い物をしたんですが、太陽がギラ、ギラ。

本日の予想最高気温は、夏でも珍しい華氏81° ということは、27°。ややっ、サンフランシスコスタンダードでも、これはかなり暑いです。といっても、私は平日は市外にお勤めなので、サンフランには夕方以降と週末しかいないんですが、この調子では、午後はギラギラギラギララララララララでしょう。

No wonder、 ガソリン高($3.99/gal)にもかかわらず、久しぶりに、19th Avenueは車が溢れてました。ゴールデンゲートパークへ、暑さから非難する人たちの群れじゃないかと思われます。

私も今日の予定を変えて、午後は冷房の効いている映画館か美術館へ涼みにいこうかな。