実を言うと、ユーダシティ(Udacity)オンライン講座に参加 ー 結論から言うと、ベリーグー。オンライン講座は、大学だけではなく、社会での物のやり方を変えるっていうのを確信しました。
挑戦したのは7週間クラスでコース番号、CS101。「検索エンジンを造る(Building a Search Engine)」という名どおり、検索エンジンを構築しながら、コンピュータサイエンスの基本を学ぶというイントロのクラス。
先生のデーブ(Dave Evans)が、「コンピュータのクラスとったことのない人や、プログラミングの経験ゼロという人を前提にしてるんで、誰でも大歓迎!」というのをマジで信じて、2月中旬から始めました。コンピュータはバカスカ使ってるけど、コンピュータの知識はゼロというのが、前から「心の傷」だったんです。
オンライン講座の良い点: 何度でも同じ講座を聞けるし、先生の話しの字幕も出るので、好きなだけ読み返せます。だから生徒が自分のペースで進んで行けること。
米人おじさんが「何度もビデオを聞いたので、デーブに合ってる時間の方が家族に合う時間より長くなり、デーブが家族のような気がしてきたよ。こんどの感謝祭ディナーにはデーブと、アシスタントのピーターを、是非、招待したい」なんて書いてました。彼の場合はサクセス・ストーリーで、3週間目には、苦労のかいあって、ついていけるようになり、「宿題でもAを貰えるようになって嬉しいよ。」
写真: サイコ・ドーナッツのラディカル・ドーナッツ。お米のポップコーンが入っるやつとか、超甘とか、変わってるのが一杯。サンホゼにあります。
CS101クラスの参加者による自己公表によると、81才が最高、最小年齢は11才。
オンライン講座は、リクルートのしかたを変える可能性大:インターネットには国境がないので、CS101には、世界中からの参加者。で、世界には天才や秀才がいるのは確かだし、たとえサンフランシスコ・ベイ地域ほど教育が発達してなくとも、価値観・文化が違えば、違う発想ができるから、世界は考え方や発想の点では、今までタップされたことのない、未曾有の大宝庫!
CS101みたいな、コンピュータ科学のビギナーのクラスでも、宿題問題の解決の仕方、千差万別。
私は、3週間目から落ちこぼれになり始め、今はのろのろ亀。でもアルキメデスの亀でありたいと思ってます。ディスカッショんはすべてメールで行われ、デスカッションのページに残りますが、私のような質問はほとんどないので、私レベルの人は、恥ずかしくて質問を控えてるに違いありません。ま、ともかく、質問サイトをうろうろすると、「こういうやり方はどうか」とか、「私はこうやった」とかが、世界のあっちゃこっちゃから、来てるんですよ。答えは一つなのに(やさしいクイズなので)、それに到達するロジックはさまざま。
私の質問には、ユーダシティの雇われチューター(個人教師)が、質問サイトとメールですごく分かりやすく答えてくれるんで感激。わからないことが確実に理解できるので、嬉しくなり、たいへんな励みになります。こういう個人レベルに合わせた反応をしてくれるっていうのは、従来のクラスに比べて、オンライン講座の非常に優れた点。
授業ではカバーしないことを、分かりやすく説明してくれるチューターの皆さん、ありがとう!ジェンダー不詳の、バーチュアル・ラブに陥りそう。彼らの優れた文章力にも、すごーく関心。
ユーダシティの場合、グーグルが、距離を置いてでしょうけど、後ろについてます。ですから、提供されるクラスが充実するにつれ、グーグルとかが、「うちでこんどの夏、アメリカ見物をかねて、働いてみない?」とか、「あなたには絶対、絶対、来て欲しい、自由にマシン(コンピュータ)で遊んで(研究して)!」なんて、戦火の下を逃げ回っている年齢不詳の、大学なんか想像もしない、難民を招待するなんてことあり得る! つまり、オンライン講座は、組織が、欲しい人材や、面白い考え方を持った人を(この場合、コンピュータ・プログラマーですが)、熟れたリンゴを枝からもぎとるように、選り分けてリクルートできるチャンネルを与えるので、今は無料ですが、経費を回収するビジネスモデルも構築可能。
実際、クラスの終り頃から、誰でも応募できるコンテストを開催してて、トップの生徒や生徒グループへのご褒美は、世界のどこにいようと、グーグルの所在するパロアルト(Palo Alto)に無料ご招待。
ただしオンライン講座ではできないクラスがあるのも十分に理解してます。大学は勉強だけではなく、友情とか、愛情などの人間関係の作りかたや逃れ方を学んだり、試す場でもあるんですから。
オンライン講座形式で教えるには無理なクラスというのは、たくさんあると思いますが、オンラインには思わぬ良いところもあるのが分かりました。ユーダシティ、こういう機会を無料で与えてくれてどうもありがとう!
で、私はというと、盲目の坊さんが象をなでて、象とは何かをわかろうとする寓話がありますが、そんな坊さんの一人になった気持ち。このクラス、3週間目が困難さでいうと峠、それを過ぎると楽になります。わかんないところがなんとなくわかった最後の3週間は、自分ペースに調整、今、最後の方のビデオを見てるところです。
2012年4月9日月曜日
2012年2月6日月曜日
インターネットを通じた無料講座は本当に始まってる! ー その1
「インターネットを使った無料大学講座、本当に始まるの?」ってのを、前に書いたんですが、MIT以外にも、やってるところがあり! 二つあるんですが、まず最初にユーダシティー(Udacity)を紹介。
ユーダシティーって言う名前がクール。多分二つの意味をかけもたせてるんだと思います。University と、大胆ていう意味の、Audacity。
セバスチアン・スラン(Sebastian Thrun)という人が中心でやってるんですが、実はこの人、スタンフォード大学の教授であると共に、グーグル(Google)で無人自動車の研究をしてる、グーグル・フェロウ(Google Fellow)。
去年の秋、自分の教えてる大学のクラスと平行して、そのオンライン版を、「人工頭脳(Artificial Intelligence)」という題で、インターネットで無料提供したところ、世界中から反応があり、登録受講者が16万人あったそうな。もちろん、宿題もテストも付くオンライン講座。
リトアニアからは、スタンフォードの実際のクラスを上回る人が登録、またアフガニスタンの戦火の合間に受講した人もいたそうです。
すべての質問に完璧に答えた人は全部で268人だそうですが、スタンフォードの実際のクラスからはゼロ。
すっかり気をよくしたスラン先生、無料講座は続けますが、スタンフォード大学コンピュータ・サイエンス学部教授の身分は捨ててしまったそうな。でも、スタンフォードのリサーチ教授(無給)としての身分は残したそうです。
こんどのコースは、2月20日から。ここはユーダシティのホームページで、「Learn more」をクリックすると、クラスの紹介が見られます。おや、新しいクラスが追加されてます。グーグルでやってる、無人自動車(アーティフィシャル・インテリジェンス)のクラスのよう。
上記の元となる、ユーダシティのもっと詳しい記事はここで読めます。
ユーダシティーって言う名前がクール。多分二つの意味をかけもたせてるんだと思います。University と、大胆ていう意味の、Audacity。
セバスチアン・スラン(Sebastian Thrun)という人が中心でやってるんですが、実はこの人、スタンフォード大学の教授であると共に、グーグル(Google)で無人自動車の研究をしてる、グーグル・フェロウ(Google Fellow)。
去年の秋、自分の教えてる大学のクラスと平行して、そのオンライン版を、「人工頭脳(Artificial Intelligence)」という題で、インターネットで無料提供したところ、世界中から反応があり、登録受講者が16万人あったそうな。もちろん、宿題もテストも付くオンライン講座。
リトアニアからは、スタンフォードの実際のクラスを上回る人が登録、またアフガニスタンの戦火の合間に受講した人もいたそうです。
すべての質問に完璧に答えた人は全部で268人だそうですが、スタンフォードの実際のクラスからはゼロ。
すっかり気をよくしたスラン先生、無料講座は続けますが、スタンフォード大学コンピュータ・サイエンス学部教授の身分は捨ててしまったそうな。でも、スタンフォードのリサーチ教授(無給)としての身分は残したそうです。
こんどのコースは、2月20日から。ここはユーダシティのホームページで、「Learn more」をクリックすると、クラスの紹介が見られます。おや、新しいクラスが追加されてます。グーグルでやってる、無人自動車(アーティフィシャル・インテリジェンス)のクラスのよう。
上記の元となる、ユーダシティのもっと詳しい記事はここで読めます。
2012年1月28日土曜日
インターネットを使った無料大学講座、本当に始まるの?
インターネットを使った無料大学が始まるっていうのがニュース発表されたのは2〜3週間前。
来るべき物が来たという一方、本当? ただのリップサービス(口先だけの話)じゃないの、という気持ちも。だって、どうやってコストを回収するかとか、既存の大学に損害をかけるかもしれないんで、大学協会から大反対があるのではないか等の、問題があるじゃないですか。
今年の4月からフル・スケールで始めると宣言したのは、なんとMIT、マサチューセッツ工科大学。どのような形になるのかはまだよくわかりませんが、以前から、オンラインを利用した講義をやってるという話は聞いた事があります。カレッジ時代の友人にMITから来た人がいるので聞いてみると、彼は、今でもオンライン・クラスを見てるそうな。
挑戦しようという元気のある人や、興味本意の人もチェックできるよう、サイトをリンクしておきます。
講義を全部聞き、テストか論文かなんかを書いて授業の内容が理解できたことを証明すると、証明書を発行してくれるそうな。でも、まだいくらかは決まってません。法外な値段じゃないそうです。しかし、例え学位をとれるようなコースを全部オンラインで聴講し、理解したという証明書をもらっても、卒業証書はくれないとのこと。
Q & Aは、上記リンクの下部の「サイトマップ」をクリックし、開いたページの下の方にあります。
オンライン無料大学講座は、これからの大学教育のあり方に、大きく影響するのは確か。
2/15/2012:
MITが、4月から始まるオンライン講座の受講者の受付を開始。興味のある人は、上の記事中のリンクから登録画面へ進んでください。
来るべき物が来たという一方、本当? ただのリップサービス(口先だけの話)じゃないの、という気持ちも。だって、どうやってコストを回収するかとか、既存の大学に損害をかけるかもしれないんで、大学協会から大反対があるのではないか等の、問題があるじゃないですか。
今年の4月からフル・スケールで始めると宣言したのは、なんとMIT、マサチューセッツ工科大学。どのような形になるのかはまだよくわかりませんが、以前から、オンラインを利用した講義をやってるという話は聞いた事があります。カレッジ時代の友人にMITから来た人がいるので聞いてみると、彼は、今でもオンライン・クラスを見てるそうな。
挑戦しようという元気のある人や、興味本意の人もチェックできるよう、サイトをリンクしておきます。
講義を全部聞き、テストか論文かなんかを書いて授業の内容が理解できたことを証明すると、証明書を発行してくれるそうな。でも、まだいくらかは決まってません。法外な値段じゃないそうです。しかし、例え学位をとれるようなコースを全部オンラインで聴講し、理解したという証明書をもらっても、卒業証書はくれないとのこと。
Q & Aは、上記リンクの下部の「サイトマップ」をクリックし、開いたページの下の方にあります。
オンライン無料大学講座は、これからの大学教育のあり方に、大きく影響するのは確か。
2/15/2012:
MITが、4月から始まるオンライン講座の受講者の受付を開始。興味のある人は、上の記事中のリンクから登録画面へ進んでください。
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