アノ・ヌエボ州立自然保護公園(Ano Nuevo State Reserve)は、ゾウアザラシが人間による捕獲のため、絶滅の危機にさらされたとき、州が保護に乗り出して作られた保護地。ハイウェイ1沿いの、ちょうど、サンフランシスコとサンタクルツの中間ぐらいの、本当に何も無いところに位置してます。
普通の州立公園と同じなんですが、12月中旬から3月末頃までのゾウアザラシが出産・繁殖期に入る期間、入園が予約制になり、グループごとにガイドがつきます。
私達が予約した日は、2月とは思えないほど暖かく、穏やか日となり、人間にとっては最高のハイキング日より。半袖Tシャツで十分の気候でしたが、海岸に近づくと、さすがに風が冷たく、ウィンドブレーカーを着用。
海岸からかなり離れた”内陸”で、最初に出会ったオスのゾウアザラシ。長い鼻で、オスだとわかります。アルファ・ブル級のブルに、ハーレムの近づかないようにと、追い払われたのかも。手びれをふってるのは、私達を歓迎するためではなくて、熱いので風とおしをよくして、体温を下げるためです。ゾウアザラシは人間と反対で、雨がボショボショ降って寒い日が、一番、元気よく活躍できる日なんだそうです。
ずーっと静かにしていたブルが突然、ものすごい勢いで15メートルくらい、右に”走り”だし、メスに近づくとピタっと止まりました。写真真ん中の二匹です。そしてこの写真の直後、メーティングを開始。その模様はYoutubeにアップロードしといたので、興味があったら、そちらで見てください。
海岸で静かに寝そべってる、まだ若いブル。カメラの方をちゃんと見てます。
このブルは多分年寄り。鼻が大きいわりには、くしゃとしているからです。500トンくらいあるかも。ゾウアザラシは、一回のジャンプで3メートルくらいは軽々移動できます。下敷きになったら、大けがするのは必須なので、近づくのは禁物。
ビデオカメラが海岸に設置されていてインターネットにつながっているので、ここに行くとゾウアザラシの様子が観察できます。
帰りはレッドウッド・シティのロブスター・シャックで、見事なロブスターとロブスター・ビスクを食べて帰りました。
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