2010年2月2日ルーター発のニュースによると、ロードアイランド州のプロビデンスにあるホスピスの猫、オスカー君は、死を予知する不思議な能力があるそうです。
動物保護センターから、セラピー用猫としてひきとられてきた、どこにでもいるような猫(写真はすべてルーターから)。
このオスカー君、生後六ヶ月ごろから、死の近づいているホスピス入院者に添い寝する事に、ホスピスのスタッフが気がつきました。
オスカー君を有名にしたのは、2007年にアメリカのトップの医学ジャーナルに載った、ホスピスのドーサ先生の論文。
先生は、最近、「オスカーとの回診:普通の猫が持つ非凡な能力」という本を出版したそうです("Making rounds with Oscar: Extraordinary Gift of an Ordinary Cat" by David Dosa)。
ドーサ先生の話によると、スタッフが、そろそろ危ないと思った患者に、準備対応をし、オスカー君を側につけようとしたところ、言う事を聞かずに、他の患者のベッドに行ってしまいました。そしたらその患者が先に亡くなり、皆、びっくり。
ドーサ先生曰く、「猫には、人間にはわからない、フェロモンや匂いをかぐ事ができるんじゃないでしょうか。」
こんな不思議な能力を持った猫を、「気味悪い、そばにこないで」と、思う人もいると思いますが、遺族からは、「最期の時に一緒にいてくれてありがとう」等の感謝状をもらったりするそうです。
今まで50回、死を予知したオスカー君、今5才だそうです。
ルーターの記事を読みたい人、オスカー君の写真をもっと見たい人はこちらへどうぞ。
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