日本ではブロガーは高く評価されてません(「タレントばっかり」等)が、アメリカでは、さらに高く評価される傾向にあります。
その証拠というのも変ですけど、ヤフー・ファイナンス(YAHOO Finance)が、プロフェッショナルのブロガーを募集しだしました。募集開始日は、2010年4月12日。まだ閉め切られてないので、条件を見たい人、募集してみたい人は、こちらへどうぞ。
日本語ヤフーでも募集するかもしれません。この就職難、先手を打って、コンタクトを取るのも一つの手。
ルーター(Ruters)には、すでに有名なブロガーがいて、最近はテレビにも招待されるようになりました。でもルーターがお金を払ってるかどうかは、知りません。
「ハッフィングトン・ポースト Huffington Post」という、通常のブログ以上に成長してしまったブログサイトがあるんですが、発表ブログや、引用掲載、またリンクされたブログや記事に、一日、10万通のコメントがよせられるため、それを処理するために、ハイテク会社、アダプティブ・セマンティックス(Adaptive Semantics)を買収! 6月17日付けで発表されました。
思わぬ形でブログが、日毎に発達。わくわくします。
アメリカで、政治経済系のブログが盛んになる理由の一つは、テレビや新聞に対する不信が大きいと思います。
CNNだって、ブッシュ政権のとき、イラク戦争に都合の悪いことは報道しないし、インタビューされた人がしゃべってる肝心の点が、同時表示される英語の字幕では落としてあったりで、あきれてしまいました。今はインターネットがあるので見る頻度ゼロ。
NBCはGE(General Electric)が親会社なので、GEや、GEの株価に影響あるようなことは、無視したり拡小解釈したりするというのをわかった上で、朝のニュースを流してます。ハイウェイの混み具合や、日中のお天気予想を見るためです。
アメリカ三大ネットーワークは、「大統領の要求」で、報道を「自己規制」することがあり、また報道内容が似ているので、不信は健康的とすら言えます。日本でニュースを見ると、アメリカの報道ではカットされていることが当然のように報道されることがあるので、びっくりすること(「えっ!戦争の死傷者って、こんなにすごいの?」)が、あります。ま、これがBBCを聞くきっかけになったんですけど。
ウォール・ストリート・ジャーナルは、2年くらい前に、オーストラリア大資本に買収されて以来、これも用心。購入主の名前はど忘れしてしまいましたが、大金持ちで、社会の利益より、自社の利益を優先、報道にプレッシャーをかけるので有名な人です。
フォックス・ニュース(Fox News)は、もう、ジョーク。「Today's Show」という人気コメディ番組のホスト、ジョン・スチュワートの、辛辣な政治批判のいいネタです。
私のニュース源は、ノンプロフィット団体がやっているローカルの放送局(視聴者の寄付で運営)が流すBBCのニュース。BBCが国外に販売しているニュースには、5種類ぐらいあって、アメリカが購入してるのは、アメリカ批判が一番少ない版だそうです。それでも、アメリカの放送より、心を許して聞けます。
あとはほとんど、インターネット。10ぐらい、無料のブログのサイトがブックーマークしてあるので、毎日、かならず、3つくらいは、チェック。読者になって購入してるブログのようなサイトが一つあります。
ボーグとかエレなどのファッション雑誌。米語版ボーグは結構面白い記事が載ってる事があります。
アップデート(6月20日)フォックス・ニュースとウォール・ストリート・ジャーナルのオーナーは、ルーパート・マードック(Rupert Murdoch)。オーストラリア国籍だったんですが、アメリカ人しかアメリカのテレビ局のオーナーになれないという法律をクリアーするために、アメリカ市民になったようです。
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