2010年12月6日月曜日
久しぶり、ロサンジェルスの休日
写真はロサンジェルス植物園で見たバナナの花。直径約30センチ。ガクを含めた花の長さは75センチくらいかな。
感謝祭休日(Thanksgiving Holiday 11月25日から28日)を利用して、ロサンジェルスへ。
ハイウェイ880から、580経由でハイウェイ5に入り、ロサンジェルス入りという、通常のルートです。
一番気をつけなくちゃいけないのは、ベーカーズフィールド(Bakersfield)を過ぎて、ロサンジェルスに入る直前にある、通称、グレープバイン(The Grape Vine)。道路がまるで地面を這い上がる、ブドウの蔓のようだというのが名前の起源だそうです。
結構、急でスケールの大きい上りが続くだけならいいんですが、おっきなトラックがばんばん通ることと、晩秋から早春にかけて、道路が凍る事があるので、出発の前々日から気象情報には注意しておかなければなりません。地球温暖化のため廃業したのか、スキー場のリフトがなくなっていたような感じでした。
突風も危険事項の一つ。私は経験した事ないんですが、ベンツに乗ってる友達が突風にあおられてハイウェイの中央分離体に衝突、レッカー車が来たそうですが、再び突風に襲われ、今度はレッカーにぶつかってしまい、その日はローカルホテルに泊まり、翌日、車は修理屋においたまま、飛行機で帰ってきたそうです。その話を聞いて始めて、何にもない変なところの道路の両側に、ブレーキ修理工場や、ホテルがけっこうある意味がわかった次第です。
そういうことを除けば、呆然とするほどの美しい景色がダイナミックに続くのがグレープバイン、それを見たくて、今回、ドライブすることにしました。
帰路のグレープバイン沿いの休憩場(Rest Area)からとった写真。前日に雪が降った雪がパウダーシュガーのよう。
友達の家で七面鳥を食べた翌日、午前中はロスの植物園へ。友達が熱帯植物ファンなんです。くじゃくが放し飼いされているのが気が利いてていい感じ。バナナとか、カカオなんかが植わってました。入場料8ドル。
午後はパサディナの、ノートン・サイモン美術館(Norton Simon Museum)へ。ここ、美術館ファンにはお薦めです。ゴーギャンの作品が多くありましたが、目玉は、モネのスイレンの池を連想させる池のある彫刻ガーデン。
屋内の展示を見た後、コーヒーかなんか飲みたくて、大きなガラスのドアを押して庭に出るんですが、あやめのようなのが生えている池がキラキラを光って目に飛び込んできます。するとコーヒーなんかどうでもよくなり、池沿いに巡らしてある小道を散歩したくなります。
人間の知覚を十分に考慮して設計された、優れたデザインの彫刻ガーデン。池のまわりの小道沿いには、嬉しくなるほど、ほどよい間隔で、ムーアやマイヨールの作品が置いてあります。池のまわりの小道からは、違った角度から、違った雰囲気の池の様子が見られ、風で揺れる水際の植物やまわりの木々を、心から楽しめます。なお、入場料は8ドル。
翌日は、サンタモニカ・マウンテンへ約6時間のハイキング。ロスを離れて北方へ2時間くらいドライブ。ロスへパプリカやアーティチョークを提供してる農業地帯を過ぎて海岸沿いから山に入ります。
サークルXランチでおトイレを済ませてからハイクを開始。サンフランシスコ・ペイ・エリアとは違う山の雰囲気を十分楽しみました。
もう少し写真を見たい人はこちらへどうぞ。
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