サンフランシスコのアジア美術館が、中国とインドに挟まれたヒマラヤ山腹の国、ブータンの国宝級オブジェクトを見せる、展覧会をやってます。
インドととかと同様、セックスを平和のシンボルと扱っているようです。そのおかげで、寺社のタペストリーには仏の化身とその連れ合いのセックスシーン、それを囲んで、やたらたくさん、割れ目ちゃんが見えます。
サンフランシスコの美術館には、「ドーセント」といわれる物知りボランティアが必ずいて、展示物に関する質問に答えたり、展示物を説明するツァーを行ったりします。
でドーセントに、「割れ目ちゃんは山ほどあるのに、ペニスがぜんぜん見えないのはどういうわけ? ペニスは絵の対象となるほど、美しいと思われてなかったの?」と聞いたら、彼女突然、私の手をとり、さぁーと私をある仏教画の前に連れて行きました。よーく見ないとわからないのですが、やややっっ! ベニスだらけの絵! 仏が走ってるのを、二次元で動画風に描くとこうなるのか、という感じで、ペニスが、バナナの房のように描かれてました。
ブータン展では、午後一時からブータン米の試食会。ブータンのお米は赤米。初めて見ました。
好奇心でこの赤米を購入。白米に始めは4分の一、今は八分の一の割合で混ぜて炊いていますが、それだけでも、炊きあがると全体が赤くなります。
味は、ただの玄米というより、「エクストリーム玄米」。ごはんの存在感がぐわーっと高まります。お米に含まれる栄養素が、一粒ごとに、パンパンにつまっているという感じ。
これがヒマラヤの水を使ってできるお米なんでしょう。いつも食べてる精白米が、ひ弱に、貧しく感じられます。
ブータンは、GDH(国民総幸せ数)といのがある、世界でただ一つの国だそうです。GDPはありません。1998年まではテレビもなかったそうです。
ブータンの民族衣装、特に帽子が、南米のインカの子孫、アズテック・インディアンのとそっくりなのはどういうわけでしょうか。
ターゲット・デイに開館を待って並んでる人たち:毎月、第一日曜日は、ターゲットというスーパーマーケット会社が私たちの代わりに入場料を払ってくれる「ターゲット・ディ」なので無料です。
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