本当はスベトラーナ・ザハロワの「白鳥の湖」が見たかったんだけど券すべて売り切れ。そこでツィッター仲間でニューヨークの在住のバレエ狂が見てよかったと言ってたミカエル・ロブーヒン(Mikhail Lobukhin)がエカテリーナ・クリサノワ(Ekaterina Krysanova)と演じたドンQを東京文化会館に2014年12月に見に行きました。(実は、彼は、ABTの方が上手って言ったんですけど...)
演奏はビューティフルで心に残り、それだけでも満足できる出来映え、おかげでやはり心のなごむパフォーマンスでした。しかし、エカテリーナ・クリサノワは、何かがまだ欠けてる感じ。もしかして、キトリを踊っていても、終止、エカテリーナだからかも...
演出なんですけど、バジルが死んだふりをしながら、キトリの胸を触ったり、キスしたりする最後の場面。あの場面、長過ぎる。昔だったらああいうのは、やればやるほど笑いを誘ったんだろうと思いますけど、今は現代なんですから、二回だけで十分。それ以上は興ざめ。