2012年1月10日火曜日

ハンチントン・ライブラリーの庭園とハイ・ティー

11月末ロサンジェルスに行ったとき、久しぶりに、パサディナ(Pasadena)のハンチントン・ライブラリー(Huntington Library)へ。今回はライブラリーや美術館より、広大な敷地内の庭園が目あて。

日本庭園は工事中で入れませんでしたが、石庭はオープン。金色のイチョウの葉の合間に見える真っ青な空の美しさ... 「空に吸われしxx才の心」でしょうか。

アメリカ内の日本風のものって、ちょっと変なのが多いんですけど、風に吹かれてはらはら散るイチョウの葉を背に受けながら、ベンチに座って石庭を眺めてると、希有なことに、一瞬、アメリカにいるのを忘れます。
写真:まっ黄色の黄がよく出てなくて残念。

ハンチントン・ライブラリーのサボテンのコレクションは温室と庭園にわかれてるんですが、たいへんな規模。

温室は、変わった品種のサボテンのコレクション。上から下に垂れ下がって生えるサボテンとか、幅広の葉っぱが2枚だけ(写真下)、つっぱりながら下へ螺旋系にのびる種類など。サボテンに博識のボランティアが質問に答えてくれます。

下の写真の種名は忘れましたが、これ、今サンフランシスコのパクストン・ゲートではやってる種類。こんなにたくさんの種類があるのも、花が咲くなんて事も知りませんでした。むかーし、育てた事があるんですが、みごと失敗。
一年に一回、厚い葉肉が二つに分離するんで、対の数を数えると年齢がわかるそうです。

最近、新設された中国庭園。

大人も楽しめる子供庭園も含めて、ハンチントン・ライブラリーの庭園は大きいので結構、歩きます。そこでうってつけなのが、敷地内にある、英国風ハイ・ティーが楽しめるティーハウス。

私達の予約は午後三時。ウェイトレスに、その日の紅茶の種類を案内してもらったあと注文。壁際にならんでるサンドイッチやチーズ、オードブルや果物、サラダやデザートは、自由にとれるようになってて、何度おかわりしてもオッケー。

ティーカップが空になると、ウェイトレスが現れて「湯水のように」紅茶を注いでくれます。お茶のお店なので当然と言えば当然ですが、お茶の温度がいつも一定なのに関心。同じ温度の紅茶は飲みやすく、注がれるままに、5〜6杯は飲んでしまいます。紅茶の極意は、最適温度を保つというのを実感。

ハンチントン・ライブラリー見学は一日がかりで、その価値ありですが、ハイ・ティーで最後をしめるというのは、是非またやりた〜い。

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